テーマ活動の素晴らしさを伝える文章の試み(この文章は書き換えられます) |
03月01日 (月) |
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すべてのこどもたちにテーマ活動体験を!
【私たちの社会が抱える現在の教育課題に向かって,
ラボ・パーティは「テーマ活動」を提案します】
今、学校教育の現場では「考える力」、「生きる力」をつける教育について、
さまざまな試みがなされています。
「不登校」や「学級崩壊」という現象は現代社会の病理の反映です。
学校教育だけの問題ではないといえますが、改革への試みがなされてもいるのです。
「知育偏重教育」との言葉で批判されているようにどのように、
知識を伝えても、こどもたちの中に「考える力」「生きる力」が育っていなければ、
それを生かすことができません。
現代社会の加速度的な大きな変化の中で、
こどもたちも私たち大人も「情報」「映像」の洪水の中に生きています。
逆に実際の「生活体験」が総じて希薄になってきました。
なかでも人と人がほんとうに出会う機会が少なく、
「コミュニケーション体験」が不足しており、そのなかでは「表現することへの意欲」が育ちにくく、「表現することの経験」が少なく、「表現することの喜び」の機会も少ないのが現実です。
「わずか30年ぐらい前までにはあった「こども社会」は今やほとんど見かけることができません。
公園は作られてもこども社会はなくなって久しいのです。
本当はこどもは群れの中で育つものであるのに・・・
知育偏重教育の弊害がいわれる中、今どのような教育プログラムが求められるでしょうか?
ラボ・パーティは、37年にわたる活動の実績をもとに
「テーマ活動」をあらためて提案します。
「テーマ活動」はラボ・パーティが英語教育のあり方を追求するなかで、
こどもたちから学び、こどもたちととともにつくりあげてきた「活動」です。
「テーマ活動」は、英語教育として有効な方法であることにとどまらず、
現代社会を生きているこどもの成長にとって欠かせない大事な体験ができる活動です。
こどもたちはひとつの物語を取り上げ、ことばと身体で表現してゆきます。
物語の受け止め方はそれぞれに違いますので、一緒に表現を作ってゆくなかで、様々な葛藤と新しい出会いにぶつかります。
共同で物語をことばと身体による表現を作り上げてゆく活動でありながら
それは同時に一人一人の個性がぶつかり合う活動でもあるのです。
こどもたちはこの活動に参加して、様々な人との違いに出会い、コミュニケーションの体験を様々に持ち、
自分を表現できるチャンスをたくさん持つことができます。
活動の中で、他人の存在を認め、自分の存在を認められ、自分自身に自信をもち、達成感を持つ、こどもがいきいきとしてくる活動であることをこどもたち自身の体験が語っています。
このような活動だからこそ、ラボ・パーティで育ったこどもたちは、
「コミュニケーションの力」「表現する意欲と力」「リーダーシップ」「イニシアティブ」を身につけています。
学校外の教育活動として展開してきましたが、
その考え方は学校教育の中でも生かせるはずです。
とはいえ学校教育という枠組みは簡単には変わってゆきませんし、
学校だけでできることも限られています。
こどもたちが自ら参加する活動を更に広く、深くすすめてゆくという意味では
学校教育の枠にとらわれない「テーマ活動を中心とした総合教育」としての
ラボ・パーティ教育活動に参加することは現在のこどもたちにとって必要な教育だと考えます。
この小冊子はご父母のみなさんに「テーマ活動」とラボ・パーティ総合教育を
更に理解していただけるようまとめられたものです
現在の教育問題への提言としてもお読みいただければ幸いです。
(続く)(この文章は何度か書き換えられます)
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Re:テーマ活動を提案する文章の試み(03月01日)
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スミティさん (2004年03月01日 22時55分)
この小冊子はどうやったら手に入るのですか??
縦長子どもたちの集団でのテーマ活動に取り組むとき、子供同士、(小
学生と高校生などいろいろ)テューターと子ども、親と子ども、いろん
な関係性の中でいろんなコミュニケーションが起こる。これが凄いんで
す。ホントに、この教育力って他にはない!と実感しているこのごろで
す。私、学校にもいたので余計に違いがよく見える。うちのお母さんに
学校にでていらっしゃる方が2人いらっしゃって、その方たちも、その
よさを分かってくださってます。
どんな冊子なのか、早く読みたい。
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