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みんなつながった!、つながっていく! |
03月22日 (火) |
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昨日、九州支部では2011年度国際交流のつどいが開催された。
3月11日に起きた東日本大震災から10日。被災地の方々、ラボっこやその家族、テューターの皆さんへの応援の気持ち、一緒に頑張ろう!の想いを込めて。「今日ここでつどいが開催されるのは決して当たり前のことではない。東北支部・日々谷公会堂でのつどいが中止される中、実施できることの幸せ。沢山の偶然が重なって今年もこの場に集えた私たちが何を感じ・考えなければならないか!今日一日を大切に過ごそう」総局長の力強いことばを胸に、それぞれが自分の立場で自分のすべきことを
心をこめて精一杯表現した。各地区の発表、決意表明。
九州では数年前から『激励隊』というプログラムがあり前年度のホームステイ参加者がステージ画面に大きく映し出された自分のステイ中の写真の前に立ち、ホームステイ体験を報告するとても感動的なプログラムだ。
今年はラボ国際交流40周年を記念して、ラボっこOB・OGのホームステイ体験の発表もあり、このプログラムが40年脈々と体験から体験・心から心へ、ファミリーからファミリーへ受け継がれていることを実感した。ラボにしかないすばらしい国際交流プログラムだ。
ホームステイ体験の報告の中に、今回の震災の後、ホストファミリーから日本の家族の安否を気遣うメールが届いたという報告も沢山あった。中には『日本にいることが危険なら家族みんなでこちらにいらっしゃい』とのメールもあったとか。
私自身も11日の夜中に、過去にお世話になったホストファミリーや、日本で受け入れをした留学生からの安否を問うメールを頂いていた。
こんな心の繋がりはこれまでホームステイや受け入れを体験した多くの人たちの一本一本の細い絆に強く支えられていることを感じた。決して国と国の太いパイプではなく一つ一つの細く強く、決して切れることのない、しなやかさをもった糸が結び付けているものだと。
『民際人』のなせる業である。
最後を締めくくったのは、小山パーティの激励テーマ活動「ジョン万次郎物語・航海記、その3」だった。
このテーマ活動発表も6年前の想いからずっと繋がってこの日を迎えられたことと思う。
福岡西方沖地震のため、つどいが始まるや否や中止になり、それでも諦め切れずに、避難先の公園で発表してもらった「雪わたり」
あれから、6年。あの時はまだ小さかったラボっこたちが今回の発表を引っ張っていた。6年前の出来事を知らない子たちもしっかりその想いに応えていた。一つ一つのことばをしっかりかみ締めながら、心から吐き出すように語るそのことばには、きっと自分の想いが乗り移っていた筈。
長崎に着き、迎えに来てくれた主人の車からこのライブイーが流れていた。会場ではこらえてた涙がここで一気に噴出してしまった。なんだか分からない不思議な繋がりをここでも感じた。
ラボに関わる多くに人たちの想いが、互いを思いやる気持ちが、時間や、距離を越えて広がり繋がっているのを強く感じた一日だった。
とても大きな、非日常の一日だった。
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