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食育も |
02月22日 (火) |
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ラボは総合教育です。たくさんのものを育てていますが、その根っこはご家庭です。なので、ママラボ会などを大切に考えています。
私自身も、最初はラボは英語教室だ、という意識でした。英語の根っこを育てていることは事実で、私がこれまで触れてきたどの英語教育よりもすばらしいという考えは、今も変わりません。
しかし、英語だけを切り取っていてはだめなんだ、英語は道具でそれを取り巻くものが大事なんだ、英語の根っこにあるのはコミュニケーション力・人間力なんだ、それはラボという環境で育つけれど生まれてきてから今に至る家庭生活も大事なんだ、ということにだんだん気づき始めました。
その一つが食生活です。私は18年ほど野菜中心の自然食をしています。食事に対する改革はラボに出会うより早く、食事を意識することによって子育て、ラボとつながったのではないかと思っています。(注:健康オタクですが、チョコも食べます。コーヒーも飲みます。菓子パンも食べます。ケーキは大好きです。その頻度がたぶん人より少ないというだけで、ほどほど健康オタクです。あっ、焼き肉、マックは食べません)
ラボっ子たちと関わり、娘たちのクラスの子の食生活の様子を聞くにつれ、食事の大切さを実感しながら、今の子どもを取り巻く誘惑の多い環境を危惧しています。
さて、そう思っていてもなかなか外へ外へと行動に移すことは難しいのですが、教育の立場から給食を劇的に変え、非行・犯罪・万引きゼロ、アトピー・アレルギーゼロ、不登校ゼロ、成人病予備軍ゼロ、学力向上、に町の学校をすべて導いた大塚貢先生という方の講演会を聴く機会がありました。
大塚先生も、当時は校長先生だったので、もちろん最初に行ったことは授業改革です。「こんな授業大人でも10分ともたない」「民間企業に勤めていればクビだ」と、先生たちに研究授業をどんどんさせ、授業中に寝ている中学生たちを激減させました。しかし、それでも一部の生徒はよくなりません。朝礼で倒れる子もたくさにます。観察した末、ご家庭の食生活に問題があることを発見し、保護者や上からの圧力にめげず、給食大改革を行ったそうです。
2時間にわたる長いお話の中には、たくさんのスライドと、5年ほど前の賞味期限でもカビの生えない給食で出る食べ物も見せていただけました。
すべて書こうにも内容が膨大で、残念ながらここにアップすることはできませんので、講演会で話されていた内容のHPを貼り付けます。興味ある方はぜひご覧ください。
http://members3.jcom.home.ne.jp/mulukhiya/syokuiku/kiji/mainichi-hokkaido.html
とてもシンプルなことです。ご家庭で日本古来のものを食材にし、手作りする。それだけです。いかに手軽なものに親も子も誘惑されないか?の方が難しいかも・・・。
食事をちょいと昔に戻せば、こどもを取り巻く事件も減り、医療費・介護費削減になることは間違いないと思います。
今朝は、イモの煮っ転がしをお弁当に作りました。おなかすいた~。
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