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やりたくないな・・ |
02月02日 (水) |
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やりたくなかった・・から始まる時もある。
「発表に向かってやっていくのは楽しいし、いいんだけど、この
決めるときがイチバン大変だし、毎回苦しいんだよね」
そう思わず漏らしたのは、人一倍気を遣って苦しむK
テューター同士、おとな同士で決めるときも同じ悩みを抱える。
理由を並べてはみるものの、とにかくやりたいものはやりたいし、
イマイチ気がすすまないものはやりたくない。
「ひとりひとりが、主役になれるから」
「それは、・・どんなおはなしでも同じでしょう?」
「観ているひとを巻き込んでいっしょに楽しめる」
「さっきやってて、いっぱいこうしよう、こうしたい、ていうのが
浮かんだから」
「前やったのとおなじようなファンタジーじゃなくて、新しいものにチャレンジしてみたい」
「それ言われるとキツイな・・」
「うちもひとりひとりがはっきり役をもてるからいいと思う」
「さっきはみんなふざけてて、あれじゃよくわからないじゃない? 「ひとつの役を最後まで通してやれるか自信ない」
「どれをやるとしても、ひとつの役だけっていうのはありえないと思うよ、人数的にも」
「チャンスはこれきりじゃないし、次もあるから」
よけいな口出しはしまい。
子供たちは自分の言ったことに責任をもって最後までやる。
悩んで悩んで、最終的にだれかが心がうごいて決まる。
でもまだ、だれかのちょっとした意見ですっかり反対側にころんでしまうような、そんな状態でもある。
それが、ひとりひとりの中でどう変わっていくか。
あんまりやりたくなかったんだ・・
しばらくブツブツ言うけど、いい?
「いいよ」
うちの子は、結果に満足できなかったらしい。
いいよ。それで。最初はローテンションで。
私も、そんなときは何度もあった。最近もあった。
だけど、最後にはやってよかったと思えた。それがテーマ活動のふしぎ。
あなたが最近見たミュージカルでモーツァルトの父役だった俳優さんが テレビで話してたよ。どんな話も、役も、自分に近づけようとする。 その工程が楽しいと。
テーマ活動の場合、その工程をみんなが共有し、後押ししてくれるような感覚。
ヒトマタギとはいかないこれからの山越え、楽しみながらいこう。
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