|
|
|
|
|
[一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
こどもの時の異文化体験 |
02月25日 (水) |
|
私は小2から中1の夏休みまで、佐賀県の炭鉱町で過ごしている。
父が勤めていた炭鉱が国策で閉山になり、友達はみんな関東、関西、中部、福岡、と、日本中に散らばって行った。
残った地元の友にとっても、みんなが去っていくのはとても寂しかったようだ。
そういう、立場だからか、その小学校の仲間とは、結構頻繁に同窓会をしている。
今日も大阪から友が研修で来るのを捉えて、地元の仲間が8人集まった。
みんな、思春期に親の苦労を見て育ったので、逞しい。
その中のひとりが、
「私○子ちゃん(私のこと)のお母さんみたいになりたいってずっと思っていたのよ。
いつ行っても家の外から押入れの中まで、かくれんぼや鬼ごっこの遊びに使わせてくれて・・・
玄関のところに相撲の土俵があって、
そこで、小さい子から大きい子まで近所の男の子が集まって・・・
よく、あめやキャラメルやドーナツなどを手作りで作ってくれて・・・
いつも、編み物や縫い物をしていて・・・
憧れだった。
だから、頑張ってそうやってきたのよ。」と
言ってくれる。
私は彼女のお母さんがいつもきれいで、家の中がきちんと片付いているのが憧れだった。
どこで学び、人生に影響するかわからない。
こどもにいろんな家庭をみせることは今も昔も大切なことなんだ。
明日母に電話して、彼女の話を伝えよう。喜ぶだろうな。
|
|
|
<< 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|