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今年は45周年 |
01月17日 (月) |
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2011年も始まってもう1月半ば。少し遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。
さて、ラボは今年45周年を迎えます。そして「ジョン万次郎物語」が45周年記念として昨年、発刊されました。170年も前にアメリカの捕鯨船に助けられ、わずか14歳にしてアメリカで数々の苦労を重ね、その後日本とアメリカの架け橋になって活躍した「ジョン万次郎物語」は今を生きる子ども達にとっても大変興味深く、困難を乗り越える勇気を与えてくれる物語だと確信します。又、同時に収録されている「ももたろう」「かさじぞう」といった昔話にふれることで、今のような複雑な時代だからこそ、昔話を通して最も大切なメッセージを伝えることができるのではないかと思います。まさに、45周年にふさわしいといっていいでしょう。これらのお話しは今年一年を通して、パーティやキャンプで取り組んでいきます。
ラボはとても多面的に子どもの教育を考えているところです。言語習得を目指す一方で重要な事は何かを考えた時、「ことばとは子どもの心も一緒に育てる中で育まれていくものである」という理念にたどりついて、現在のテーマ活動という独自の方法が生まれました。テーマ活動に取り組むことによって、子どもが自ら考え、行動し、それぞれの役割を演じることで生まれる一体感や言語に対する興味関心が深まり、自分のものになって表現し言語習得していく過程を、今大学の先生方が非常に注目し、研究されています。社会学者の門脇厚司氏や言語学の大津由紀雄氏、教育学者の佐藤学氏など、それぞれの立場から研究されています。このことはラボがただの英語教室ではないということです。
今年は45周年の記念事業として4月10日(日)に東京で「こどもの未来を考えるフォーラム」が開催され、又8月28日(日)には熊本でも、大津由紀雄慶応義塾大学教授(言語学)の講演を予定しています。楽しみにしていて下さい。
昨今、企業が日本の大学生よりも語学に堪能な外国人を採用するところが増えてきているとの報道があります。このようなことからも、これからは日本も益々グローバルに活躍する人材を育てなくてはなりません。ラボはますます子ども達の将来のために重要な存在なのではないかと感じています。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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