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来年はないかも・・ |
01月05日 (水) |
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赤い自転車にのって配達するアルバイトをはじめて経験した息子。
あしたは多いぞ、あさってはもっと多いぞ、と言われながらも、
毎回そうでもなかったと言って帰ってくる。
そういえば、ここんとこずいぶん年賀状が減った気がする。
費用もかかるというわけで、昨年あたりから控えるようになったということだろうか。
ニュースでも、年々受付枚数が減って、頭打ち傾向にあると伝えていた。
SNSやtwitterのようなネット上のやりとりが優勢な一方で、 もらってうれしいのは、手書きの年賀状だと。
メッセージのひとこともないものは、やはりさびしい、と。
ふだん会わない、メールをやりとりするほどでもない、
しかしある時期自分と親しい間柄であった、そんな「遠く離れた知人」には、
元気であると知らせるこの一枚が大変貴重でもある。
今までに知り合った人は、自分の生きてきた証とも言える。
その一枚があったおかげで嬉しい再会につながったこともある。
自分たちの世代にとっては「年賀状だけのつながり」という表現があるけれど、
そこにいくらかの温かみが含まれていることを忘れたくない。
メアドしか知らない同士が「住所教えて」となるには、
そこにワンステップ踏まなくちゃならない。
それは一歩親しくなった、あるいはなりたい、という気持ちの表れ。
携帯が当たり前の世代にとっても、ひとつのコミュニケーションツールとして 年賀状やクリスマスカードが生き残るといいのに、と願う。
来年はもうアルバイト募集がなくなるかもしれない、という話も聞いたらしい。
あと一日で息子の〒配達は終わる。
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