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女の子の役なんて大きらい |
12月23日 (木) |
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わたしにも覚えがある。じぶんは女子なんだけど、男っぽく振舞いたいという気持ち。 かわいい女の子の格好や、しぐさ、とにかくかわいいものへの拒絶感。 娘はちょうどそんな年頃だ。 アリスをやろうということになったとき、なんとなくなりゆきでアリス役になってしまったのだった。 できればやりたくなかった、ずいぶん経って心のうちを吐露した。 あんな声出ない、あんなこと口にするのもイヤ。 「もういや、・・」せりふのなかでそんなことをいいながら、 本心ではアリスなんてもうイヤ、と叫んでいたようだ。
今回は何か気が乗らない理由があった、だから覚えられない。
覚えたくない。 もううんざりだと聞かされて、こちらももうどうしようもなく、 別に少女っぽくしなくてもいいんじゃない?滑稽さだけを壊さないよう、 あとは自由に、と言うよりしょうがなかった。 されど、じぶんにはないキャラクターになれる愉快さが逆にテーマ活動の楽しさでもある。
彼女はミュージカルに出会って演じることが好きになり、じつは他の稽古に夢中だ。
どんな役だってやるのが本当じゃないかな、と言ったら、わかってますよと返ってきた。 最後のパーティのときは、せりふに詰まって何度も流れを止めていた。 こんなのはじめて。いちばんサイアクかも。 そういいながら、昨晩一生懸命最後の追い込み。
今日は本番当日。みんな調子よく楽しんでいた。
娘はというと、これまでで一番落ち着いてできた、と満足げ。
その場で見ているみんなが笑ってくれたりするのがわかると、
どんどん自分の調子が上がっていくのだ・・と言っていた。
いやいやながらも、向かい合ったアリス。
もう、あんな役はこりごり。 また言う。
どうやら娘にとって忘れられないライブラリーになりそうだ。
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Re:女の子の役なんて大きらい(12月23日)
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norinoriさん (2010年12月24日 11時17分)
発表お疲れさまでした!はみさんところもいろんな葛藤があったんです
ね。
うちも大きい子はそうでした。でも本番でだんだん女王さまになってい
って 終わったら「すっきりした」と言ってました。
すごい体験ですよね。
発表終わったから役を変えて一回遊びでやってみると面白いかなと思っ
ています。アリスの子が女王をやりたくなって仕方ないようなので~
来年、はみさんに会えるかな?
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Re:Re:女の子の役なんて大きらい(12月23日)
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はみさん (2010年12月25日 11時50分)
norinoriさん
ウサギ年をむかえるまえにアリスを楽しんだことは
良い思い出になりそうです。
子ども自身が気が乗らなかったとしても、
仲間からの働きかけがあり、物語をつくりあげる過程で
徐々にその場が楽しくなってくると、
居心地の良さのほうが高まり、その役がなんとなく自分に近づいてきて
くれる、そんな不思議な感覚があるようです。
テーマ活動っておもしろいですね!
来年はnorinoriさんにまたお目にかかれますように
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