タイトルは Robert Browning の詩から
The year's at the spring
And day's at the morn;
Morning's at seven;
The hillside's dew-pearled;
The lark's on the wing;
The snail's on the thorn:
God's in his heaven -
All's right with the world.
この詩は中学の時習って良く覚えている
「全て世は事もなし」っていうフレーズがいい
下北沢本多劇場に加藤健一事務所公演『全て世は事もなし』(初日)を見に行った
2年前にも楽しんた舞台だ
老年期に入ったアメリカの4人姉妹のお話
加藤健一らしく、悲しく、笑えて、心温まる舞台だった
時々精神の発作が起こってしまう夫(大工さん)がでてくる
考えはじめると固まってしまい
額を壁や立ち木に押し付けて考え込んでしまう初老の男
「俺はどこで間違ったんだろう」(第一段階)
「本当は歯医者になりたかったんだ」
「俺は落伍者だ」
「戻らなくちゃいけない」(第二段階)
「分かれ道まで戻らなくちゃあいけない」(第三段階)
とどこかに走り出してしまう
家族はみんな心配しているが
義兄弟の男のひとりがいう
「君は正しいんだ」「大事なことにみんな気が付かないでいるんだよ」
この後は・・・・
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