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なぜ、「絵本や物語」を使って「テーマ活動」をすると思う? |
10月09日 (土) |
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小学校の英語の授業で、そう質問してみた。
小5のクラス。
夏休み明け、前回の授業から時間があいていたということと
今後のとりくみが『スーホの白い馬』という大作であること。
このやり方(ラボ・メソッド)で、なにが学べるのか、なにを学ぼうとするのかを
みんなと再確認しておきたかった。
☆絵本の絵が助けになって、たくさんのことがわかる。
☆想像力を使って、内容を理解することができる。
☆劇(からだを使って表現)をすることは、まねをすること。
(うごきやせりふを)まねをすることで、英語ができるようになる。
この3点が出た。
すごい!
ラボっこ顔負けの返答が、すぐさま返って来た。
もともと、学ぶ力も学ぶ意識も高い学校だが、さらに本に造詣の深い子が多い。
絵本や物語に抵抗がないのだ。
そこで、冬の発表に向けてテーマ活動にとりくむ、マイパーティのラボっこ
金曜メンバーに同じ質問をしてみた。
(平均年齢では前述の学校の学年と同じ年頃の子たち。)
発表という形で本格的にテーマ活動にとりくむのは春以来だし、
新しいメンバーも入って、活動の基本と考え方をシェアしておきたかった。
紙を配って、それに書き留めてもらった。
★絵本の絵を見て、自分が「感じたこと」「考えたこと」を自分のからだで自由に表現できるから。(中1/ラボ歴9年)
★みんながひとつになれる。(小4/ラボ歴2年)
★絵や物語を使わないとおもしろくない。
小さい子でも「きく」ことができる。
座って書いて覚えるだけの英語はつまらない。(小6/ラボ歴7年)
★本を見れば、英語を知らない人でもなんとなくわかる。(小5/ラボ歴5年)
★話を聞いてずっと書いているとつまんなくなっちゃうから、
自分で聞いて思ったことを体で表現した方がいい。(小6/ラボ歴6年)
★難しいことばも(このやり方なら)覚えられる。
あと、ラボでは原作で物語を知ることができるのがいい。
ふつうに習う英語は、社会で使う英語としては通じない変な英語だと思うけど、
ラボで習う英語はいろんなところで使える。(小6/ラボ歴8ヶ月)
★どこの場面をやっているか、わかる。(小3/ラボ歴3年)
★外国の子も小さい時からお母さんやお父さんのことばを聞いて覚えて行くように、
今から(CDのまねをして)英語を聞いていれば将来話せるようになると思う。
(小6/ラボ歴9ヶ月)
★文字を見て覚えたら、ちゃんとした発音ができない。
ことばは耳から覚える方がいい。(小5/ラボ歴7年)
★からだで表現するから、観ている人もわかりやすい。(中1/ラボ歴1ヶ月)
★単語を暗記するだけじゃなくて、「ことば」を言えるようになる。(小6/ラボ歴6年)
難しい質問だと思う。
うまくことばにできないもどかしさや、つたなさもあるが、なるべく原文のまま転記した。
去年の合宿で、『テーマ活動ってなんだろう?』というワークショップをやったことが
印象に残っている子も多かった。
そうはいっても、こころとからだを動かすことのよさを知っているのは、
やはりラボっこならではじゃないかな。
最近、小学校高学年や中学生の新メンバーを迎えることが多い中で、
ラボ歴の浅くても、さすが高学年。
しっかり考えて、自分なりにラボのよさをとらえてくれていることが感じられた。
ラボ歴が長い子も、ラボのやり方を言葉にできている様子が感じられて、とてもうれしい。
(ラボって説明しにくいと思うので)
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