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仲間づくり |
09月29日 (水) |
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人が定年退職を迎えたり、長年やってきた仕事をやめて、新しい環境のところで何かをやろうするとき、誰でも今までの手馴れたこと、気の知れた仲間と違った雰囲気、理解しにくい出来事に戸惑いを感じることがあるだろう。
テューターと言う仕事は、幼児から大学生のラボっこと日常の活動をやり、その後ろには父母たち、地域への語りかけ、テューター仲間との共同、などなどどっちを向いても「ひと」相手で、疲れるなあ、と思ったこともある。そんなたくさんの人と交わって相当いろんな経験をしたつもりだが、・・・・新たな仲間を作ることは難しい。
テューター仲間とは違う世界、絵、お細工、木目込み、ウクレレなどのグループ。これらの仲間は普通に仲良くしていればいい。と言うのは個々の作業で済む形だから。ところがフラをはじめて5年。ハワイアンコンサートなどで踊るこの頃、4人での群舞をやる、このメンバーでは普通に仲良くでは、だめなのだった。もっと心が通い気持ちが一つにならなければ、群舞としてしっくりいかないように思う。
ラボをやめた私はもうゆったりと、何でもついて周りでいい、と思ってやっていたのだが・・・・
何を決めようと思っても、「どっちでもいいよ」と言う返事。「今度は何を着る?」「なににしよう」「黄色のワンピースはどう?」「あゝ、そう」と言うような会話。結果は、これで黄色のワンピースに決まったと人は思ったのだった・・・・・こんな状態に私はなれることは出来ず、やっぱりみんなの気持ちがはっきりするように、こうしたほうがいいと思えば、はっきりとリードするように私の出来ることはやろうと、態度を変えた。4人は、レパートリーも増え、楽しくフラを続けている。揃える衣装も安くはない。リメイクしたり、レイやハクレイも1万円ぐらいするものも、百円ショップで造花を買ってフエルトにグルーガンでくっつける。千円ぐらいで出来てしまう。みんなは思わず笑顔になってしまう。私にとってはたいしたことではないけれど、なんとなく頼られてまとめ役になれば、みんな元気でより楽しそうなのだ。
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