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ラボっこOG石黒由美子さんの「奇跡の夢ノート」 |
09月10日 (金) |
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僅か2年前の北京オリンピックで初めて日本のシンクロがメダルを逃した。あのときの日本代表選手の一人がラボっこのOGの石黒由美子さん。昨日立ち寄った書店で一冊だけ残っていたこの本を買い求め、ラボのクラスが始まるまで読みふけっていた。
由美子さん自身の逞しさ、明るさ、前向きさはさることながら、お母さんの一貫した信念には感服した。なるほど、この親にしてこの子あり!
物心つくころにはいつの間にか書き始めていたという「夢ノート」。日記は過去を振り返るけれど夢ノートは未来に目を向けるから前向きになるしかない。そうしているうちに、夢を叶える要素を探り出す訓練ができて、最高の夢の実現に至ったのだろう。
気に入った表現があった。
『小学6年生のとき、ようやくポーンと壁を越えた!』障害を克服しながら練習を重ねた彼女の体が思い通りに動くようになったときの表現だ。
そして、「スポーツの上達も、ことばのシャワーとよく似ている」とも感じている。
ことばもきっと、シャワーのように浴びているうちにポーンと心がその意味を理解するようになるのだと思う。
国際交流参加者の報告を聞いているとこの「ポーン」を実感する。
途中まで読んだところでラボのクラスへ出かけた。クラスの終わりにインフォーメーションをするときこの本の紹介もした。ところがすでに読み終え、夢ノートを始めている小学生の男の子がいた。きっと彼のノートには「ホームランが打ちたい」とか「盗塁を成功させたい」なんて書かれているのだろう。そこに「ラボの国際交流に参加したい」と書き添えてほしいなあ。
遅ればせながら、私もスケジュール帳の、ほんの隅っこに小さな願いを書き込むことを始めてみた。
由美子さんのように、そのラインに「ありがとう」と書き込める時が来るのを期待して!
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