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リセット世代 |
09月07日 (火) |
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シャペロンに関する報告は、もうしばらくお時間をください。。。
日曜の夕方、ナギの不満が炸裂。
ゲームを買わない方針の家庭に生まれた不幸を訴えている。
「99.9999999999999999999…パーセントの家には
ゲームがあるのに、なんでうちにはないんだ。」って。
ひさびさだ。
小学生にとっては死活問題だよね、
だけど、この母は折れないことを知っているナギ。
うちはバーチャル体験より、実体験に時間とお金をかけたいんだってことも
なんども 話した。
アメリカに行って思ったよ。
ナギをキャンピングカーに乗せて、沖縄で素潜りを体験させてやりたい。
ナギをサッカーのスタジアムに連れていきたい。
ナギとボートで釣りに行きたい。
ナギに動物を育てさせてやりたい。と。
どれもゲームでできるけど、ゲームじゃだめなんだ。
と母は思う。
におい、熱気、音
水、風、太陽
愛情、高揚感、忍耐…
嵐がすぎるのを待つ。
母は耐える。
そのうち、ふてくされて寝てしまった。
そして月曜の夕方。
「ゲームばっかやってる子ってさあ、いつもイライラしてるよね。」
そう?
「今日の放課後、○○が、先生に向かって
うるせええええええええっ!!!!!って、すごい大きな声でどなったんだよ。
すぐ怒るんだよ。
あいつの頭ん中、いっつもゲームのことばっかりなんだよ。」
(ああ。もっと、ちゃんとしたことを言ったと思うけれど、正確に思い出せない。)
そうか。
あの子、いつも夜遅くまでおうちで1人で過ごしているもんね。
今度、うちに連れて来たら?
ごはん、いっしょにごはん食べようよ。
泊まればいいじゃん。
「いやだよ。」
ナギは少し考えてから言った。
あんなに仲がよかったのに。
母に内緒でおうちに上がり込んで、ゲーム、やらせてもらっていたのに。
でも、ときどき、ナギの言葉から、
現実とゲームの世界とを不自由に(不器用に?)行き来するこの友だちの様子や
彼への不信感は間接的に伝わっていた。
母の気持ちを汲んでいる部分も大いにあるのだろうけれど、
ゲームの何がいけないか、ナギは知っているようだ。
ナギがわかるくらいだから、本当はみんな知っているんでしょう?
ねえ、小学生。
そして親たちも。
不憫な子が、我が子のまわりに、
私の身近にたくさんいる。
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Re:リセット(09月07日)
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まぁさん (2010年09月08日 11時52分)
う~ん、私は ナギちゃんの言い分も少しわかる・・・。
子どもを取り巻く環境は すごいスピードで変わっていく。
ゲーム、携帯電話、インターネット、etc
使い方さえ間違えなければいいと思うんだけど・・・。
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Re:リセット世代(09月07日)
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IKU.T(いくてぃ)さん (2010年09月09日 21時35分)
そうですね。。。。
親のポリシーの押しつけだと思っています。
でも、それもあっていいんじゃないかと思うの。
流れに逆らうつもりはないけど、
無理に合わせなくてもいいんじゃないかと。
自分で考えられるようになるまでの間ね。
あともう少しだと思う。
私が心配なのは、使い方をまちがっている子たちのこと。
ゲームに子守りさせている親のことは、正直、憎んでいるよ。
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