朝日文庫 (2010/6/4)
原節子の評伝、関係者や本人の言葉を紹介しながら、引退までの半生をたどる
4ページずつ、50章からなる構成なので読みやすい本である
メモ
原節子は大正9年、1920年生まれ 二男五女、原節子は末っ子
今年90歳
聡明な人柄、飾らないまっすぐな生き方
1934年横浜高等女学校を2年生の夏中退
1935年義兄が映画監督だった縁で映画界へ
1937年ドイツとの合作映画『新しき土』 完成後ドイツへ
4月半の世界一周旅行
3/10 東京ー下関ー大連ー奉天
シベリア鉄道でベルリン3/26へ、映画キャンペーンでドイツ各地を回る
バーデンバーデンで休養
パリ
シェルブールから船で6/21出発 ニューヨーク着7/2
ワシントン、ニューオルリーンズ
ハリウッド 船で横浜へ 7/28
長兄はシベリヤ抑留、病没
1953年7月11日次兄映画カメラマン、機関車撮影中に事故死
1953年8月03日東宝撮影所で葬儀
1953年7月23日『東京物語』撮影開始
1953年8月16日尾道での『東京物語』撮影に
悲しみの去らないままに参加している
役の中でも、戦後8年、原節子の夫も中国から帰ってきていない
『東京物語』での紀子になりきった演技
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