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金魚 |
07月17日 (土) |
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ユースが来日しています。最近は来日目的がマンガ・アニメの子もいるらしいです。しかし、日本に足を踏み入れたなら、古き良き日本文化も知り、そのためには受け入れる側も日本文化を伝える心構えがいると思います。お出かけも、プールやショッピングセンターや百均だけでなく、地元の名所、お祭り・盆踊り・花火などの夏ならではの行事に参加することも楽しいですね。
岐阜は長良川鵜飼が有名です。他の土地にも鵜飼があるようですが、長良川の鵜飼というのは他と格が違い、文化財のようなものに指定されていると、ラボママに教えていただきました。三重で生まれ育った私は鵜飼のことはまったく知らずに育ち、岐阜に来て20年弱になりますが、今だに観たことがありません。以前2度AFSからアジアの子を受け入れした時も、行かず仕舞でした。高価で自分に馴染みがなく、生活に密着してないからかもしれません。
しかし、地元の小さなお祭りは、子どもとよく足を運ぶので、受け入れのとき一緒に楽しみました。花火も、全国的に有名な大きな長良川の花火をお弁当を食べながら観る、走る電車を背景に、近くに見える笠松の花火を堤防から観るのは定番です。小さな屋台が並ぶ地元の盆踊り、川祭りなども足を運びます。
さて、お祭りといえば金魚すくいが定番の一つです。私は子供の頃、飼うのが大変で、死ぬのがイヤだからといって、親にやらせてもらえませんでした。動物も苦手でした。その頃は、お祭りで亀やひよこも売っていました。ペットショップがあまりない時代だったのかな?当然、ひよこはにわとりになるからダメと毎年言われました。
昨日、ナナの幼稚園の夏祭りがありました。金魚すくいがありました。すくうのが好きな子、金魚がほしい子、色々ですが、ナナは私と一緒にやろうと言い、二人で手を添えてすくいましたが、二度も失敗。しかし、金魚が欲しいと言い、2匹いただきました。去年何匹も死なせてしまい、母としてはあまり気が進まなかったのですが、仕方ない。でも・・・朝起きて金魚がプカリと浮かんでいるのをみると、もうどうしようもない気持ちになります。やっぱり・・、まただ・・・、みたいな。暑い中、蚊に刺されながらお墓を作るのも気が進まない現実。
しかーし、どうしても家で飼えないという方、3人に同じくすくった金魚を頂き、たくさん袋をさげて帰ることになりました。これだけいただくと、面白くなってきます。どうか、長生きしてくれますように・・・。お祭りの金魚は弱いのでなかなかもたないみたいです。動物も大量生産の時代なので弱いんですね。お祭りのために大量生産された金魚・・・少し複雑な気持ちです。
私に金魚を下さった方は、去年お祭りの金魚が死んだ後、空いた水槽で熱帯魚を飼い始め、同居できないという方。毎年幼稚園などでたくさんいただき、すぐ死ぬのでもう飼うのはやめたい方。水槽が家にない方など色々・・・。
うちは幼稚園で毎年ある行事なら・・・と、去年小さな水槽とブクブクを買ったので、大丈夫です。それに、マンション住まいの方は、死んだ後埋めるお庭がないと大変だよね。(うちの姑は、年の割りにドライでゴミ箱にポイですが・・・)
さあ、夏に生き残った強い生命力の金魚さんには、秋になったら名前をつけよう。ちなみに今カナブンも2匹飼っています。虫嫌いの我家が、幼稚園の男の子の影響で飼う状況に・・・。ぶんちゃんとみどりちゃんです。子どものおかげで、いろんなことが出来ます。
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