|
|
|
|
|
[一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
生きる力と子どもの笑顔! |
02月15日 (日) |
|
「子どもの心のコーチング」菅原裕子著(リヨン社)より
親はコーチとして子どもを支える存在ととらえ、「あなたメッセージ」ではなく、「私メッセージ」で語ることを提案している。
「今何時だと思っているの。約束の時間はとっくに過ぎているわよ」・・・これは、相手を主語にした「あなたメッセージ」/子どもは責められていると感じてしまう。
「私とっても心配していたの。何かあったんじゃないかと思って」・・・こちらは「私メッセージ」/親の気持ちを言葉にすると、子どもは自分を否定された感じがしない。自分の行動が起こした結果を知り、反省にもつながる。子どもが手伝いをしてくれた時も、「よく出来た」と「あなたメッセージ」でほめるよりも、「ありがとう、助かったわ」と「私メッセージ」で喜びを表す方がいいという。
ちょっとおもしろい言葉の使い方なので紹介しますが、ついつい、今まで間違った使い方をしていたかも・・・と我が子の昔、昔の子育てを思い出しながら、どうだったかなと考えてしまった。きっと「あなたメッセージ」ではなかったか。
子どものため、立場を考えて言葉を使うことがいいことだと思っていたような気がする。(それは時と場合とにもよるのだが・・・)それでは多分、心のコミュニケーションが一方的で相手の心にきちんと伝わっていないのだろう。受け取る方の子どもの心は、親が口先だけで言っているように聞こえていたのでは・・・(たとえ実際は違っていても・・・)
ほんとに言葉の使い方は難しい。言葉を使う時、心に嘘はつけない。「ごめんね。つい言ってしまった」ってことはよくあるけれど、よくよく考えてみるとやはり日ごろ考えていたり、思っていたりしていることしか言わないような気がするのは私だけだろうか。人ってやはり正直だから。
子どもの心を受け取る、子どもの心をおしはかる、のはとても難しいことだけれど、ラボ活動の中ではそんなことばっかり!うまくコミュニケーションが取れるようにいつも言葉かけをしているつもりでも、うまく伝わっているのか心配な時もある。
子供同士、大人同士、子どもと大人、コミュニケーションを計るには言葉が重要、必要。失敗をしながらでも心と心が通じ合えるようにいつも努力していかなければと思う。
それにしても、いつも助けられるのは子どもたちの笑顔!!!
|
|
Re:生きる力と子どもの笑顔!(02月15日)
|
返事を書く |
|
おきよさん (2004年02月15日 22時34分)
「私 メッセージ」「あなた メッセージ」
ど~んと来ました。
我が家には20才と10才の息子がいます。
(真ん中に15才の娘もいるけど・・)
半分 子育て終わったような気がするときもあるけど、
まだまだ 10才の方は 「私 メッセージ」で
接しなければならない世代。
よいことばを頂きました。
ラボっ子にも 「あなたメッセージ」で
接することもあるよなぁ。
気をつけよう!!ありがとうございます。
|
|
|
<< 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|