「C・Wニコルさんからはじまった活動に共鳴する人たちが集まり、
2001年6月に「特定非営利活動法人アファンの森」発足
これは
アファンの森での生物多様性の調査、
健全な生態系をもつ森を回復するための提言、
クマが棲める森に海からサケが遡ってくるような自然の環をつなげるための
ネットワークづくりをするためのNPO法人
アファンの森を周囲の放置林にまで広げたり、
アファンの森の維持管理を通して、
里山保全に関する人材を育成したりするためにC・Wニコルはこの森を寄附し
2002年5月31日「財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団」が誕生
NPO法人の活動は「財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団」と合併」
会員のための見学会が年に何回か開かれている
私は今回初参加
黒姫の鳥居川近くに今財団所有の9万坪の森があり
放置されていた森に、半分ほどは人の手が入って
植生が多様になり
昆虫や動物が戻ってきて
森がよみがえっている
松木さんという愛すべきキャラクターのおじさんと
二人の若者の案内で森を歩く
松木さんは草や木の利用の仕方に詳しい
おいしいとか薬になるとかどんどん教えてくれる
例えば
ウリハダカエデの樹液を濃縮した甘いジュースを飲ませてくれたり
采配蘭の根を採ってきてつぶし、粘りを出して
割れた瀬戸物をつなげていた
公式ホームページによれば
サポートしている人は750人とあまり多くない
他に法人、企業のサポートがある
スタッフが4人ほど働いている
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