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声かけ |
06月04日 (金) |
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金曜グループは幼児のラボっ子がたくさんいます。今年入園したばかりの小さなラボっ子は夕方眠く、ママも試行錯誤の中なので大変です。年少さんでなくても、小さな子は暑い季節は朝起きるのが早くなり、園で水遊びなども入ってきて、夕方は親の工夫がたくさん要ります。工夫が要るということは、親が賢くなるチャンスをもらっているということでもあります。何事も考え方次第です。子育てをつらい面倒なものと感じるか、自分を賢くさせてくれるチャンスと思うか・・・分かれ道ですね。
今日K君はちょっと遅れてやってきました。すでにソングが始まっていてこどもたちはラボモードになっています。ママとラボルームに来たので離れたくないようで、みんなの輪の中に入れません。それはそれでいいことがいっぱいありました。
K君の弟の赤ちゃんを見てみんなが大喜びで、その赤ちゃんの足を使ったくすぐりっこのライム(ThisLittlePig)をしてみました。
ママも普段見ることができないラボっ子の様子を見ることができたし、2歳の次男くんが何と大きな子の輪の中に入ってラボをする勇姿も見ることができました。
肝心のK君は、ニコニコしながら安心するママと弟の側でラボっ子の活動を眺め、自分のグループの仲間に入っていく弟の姿を見ながら色々感じたことでしょう。
週一度のパーティ活動では、なにかを感じて欲しいなと思っています。何かをやることも大事ですが、感じることはもっと大事だと思います。
今日、もしK君のママが「みんな1人でやってるでしょ!どうして出来ないの?」と言ったり「ちゃんとやらなきゃダメでしょ。弟をみてごらん」なんて言ったらどうなっていたでしょう・・・?「僕はだめなんだ」という劣等感と挫折感しか残りません。そのことばはずっとずっとこころに残ります。
帰りにK君のママは「K君のおかげでみんなの様子を今日は見ることができたよ~。ありがとう」と声かけしている姿を見て、Kくんはきっと安心して帰ることができたなあと嬉しくなりました。ママと外から仲間のラボ活動を見ることができて、いろいろ話題も出来たでしょう。
私も自分の子となるとなかなか上手く声かけ出来なかったり、自分自身の子育ては反省することも多々ありますが、周りからたくさん学べます。子育ては親育てとは本当にそうですね。
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