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ホームステイと反抗期 |
05月30日 (日) |
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どうして中学生で行くのがいいのか、
そんな話が昨日の保護者会でも出た。
マイパーティは、今年は誰も参加がないけれど、
本人との折り合いがつかず断念した、行かせたかった・・ というお話も出て、近隣Pの先輩お母さんやテューターと意見を交わした。
こんなに情報が氾濫し、何でも予見できるかのような世の中でも、
自分が体験するホームステイは未知の世界に違いない。
見えないものへの不安は、だれにでもある。
ゲームのなかでもない、自分の日常とも違う、
リアルな非日常のなかに自分がいて、言葉も満足に通じない。
意思伝達も、目はほかのものにやりながら、耳だけ聴いてへえ~、そうなの、 とはいかない。
自然と目と目を合わせ、相手の言おうとすることを、わかろうと必死になる。 あなたはどうしたいのか?を聞かれ、「べつに~」は通用しないので、 イエスかノーかを必死に自問自答する。
こんな生活、やっぱりこどものうちにこそ体験させてあげたい。
でも、こどもはなかなかついてこない・・・。
準備の活動が面倒だ、という気持ち。
学校のこと、日常を離れるという不安。
ホームステイに行く自分を、友達がどう受け止めるか。
帰ったあとに、事後の活動が待っているという重荷。
親が勝手に決めたこと(準備はするが、最終決定は本人)という思い。
中学校生活が忙しすぎて、楽しみに待つ心の余裕がない。
親がそれについてとやかく言うのが不満~~。
・・・どれも行ってくれば乗り越えられることだけれど、
どの子も中学生なりの価値観をものさしにして、真剣に悩む。
向き合って、気持ち受け止めて、・・またすこし引っ張って、
何事もなくスイスイと行ける子もいるけれど、
この年齢だからこそ、大いにもめていいと思う。
たくさん話し合って、気持ち言い合って、
その途中でもしホームステイに行ってしまったとしても、
お互い顔を見ない間にいろいろ考えることはいいことだ。
子供は、海の向こうの家族と会って、愛情を受けて、あらためて自分の家族を思うだろう。 ひとりの時間に、自分自身についても考えるだろう。
日本では、留守となったわが子の空いた部屋を見て、
帰って来たとき、どんなふうに迎えたらいいだろうと考える。
あのとき、言い過ぎたな、、と冷静になったりもする。
ある時期、親子で越えなくちゃならないハードルがあって、
その手助けをしてくれるものが国際交流かもしれない。
我が家にもし次のチャンスが訪れたとしたら、
そのときは、出発の日の午前二時までかかって
喧嘩しつつ荷物を詰めるようなことにはならないだろう、と思う。
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Re:ホームステイと反抗期(05月30日)
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carmenさん (2010年05月30日 15時51分)
なるほどですね。まだ我がPでは小学生もいないので、先の話として&積
み立ての話が限度だけれども、まじかになると、違う要素が邪魔をする
のですね。
夜中の二時まで喧嘩しながら、でもいいと思います!(もちろん、そう
じゃないほうがラクですけれども)
でも事前活動が面倒、事後活動が面倒といった理由で、国際交流やめる
なんて、折角100が待ってるのに、5や6を理由で辞めるようにみえ
て、元経験者としてはもどかしい。Hamiさんもきっとそう。
先輩の何十年分もの写真が、全てを物語ってるはず。
「自分のちから信じてみてごらん」、私が自分のPのラボっこに言うと考
えたら、こう伝えたいと思います。
現実的にみて、
大学生、社会人になってからはできない。
中1、中2の今しか、
こんな恵まれたホームステイはできないのだから。
ぜひ飛び込む勇気をもってほしいです!
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:Re:ホームステイと反抗期(05月30日)
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はみさん (2010年06月01日 22時23分)
・・邪魔をするととらえずに、だれもが通る道筋だ~と思うとラクでしょ
うね。わたし自身、当時たくさん生意気を言いました。だから
行き渋りたくなる子のその気持ち、わかるのです。
もちろん当時は決意表明の場だけで事前活動はなく、
今のように用意周到な報告会もありませんでしたが。
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