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「かごめ」「あわぶくたった」「こんこんさん」 |
05月30日 (日) |
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思わぬ副産物にSK27宮沢賢治シリーズの中の、「ざしき童子のはなし」を楽しんでいる小学生グループは、ワクワクしているようだ。
オムにバス形式で4つの「こんなのがざしき童子です」とぼくらの方の(→ぼくらの地域に伝わる)話を語っているこのシリーズ、第2話に
こんなのがある。
「『大道めぐり、大道めぐり』一生けん命こう叫びながら、ちょうど十人の子供らが、両手をつないで円くなり、ぐるぐるぐるぐる、座敷の中をまわっていました。」
K「大道めぐり、学校の図書室の本で調べてきた・・・」
T「へえ、すご~い! どんなの???」
K(小3)「むかし、恵比寿さまとかを祭るお祭りの時に子どもたちがした遊びで、『カゴメカゴメ』のようなものだったらしい。
この日は道路の 真ん中で子ども達が遊んでもいい日だったんだって。」
T「へ~~、そうだったんだ~! おもしろいことよく調べられたねぇ」
その後、さっそく「大道めぐり」をやってみようということになって、
みんなで手をつなぎ、ぐるぐるぐるぐる部屋の中を回った。
「大道めぐり! 大道めぐり!!」
CDをよく聞いているみんなは英語の語りの男の人の声そっくりに、言っている(笑)。
いつの間にか遊びは「か~ごめかごめ~♪か~ごのなかの鳥ぃは♪、い~つい~つでや~る♪」と移っていき、後ろの正面の当てっこを飽きずに何度も何度も。
T「来週は『あわぶくたった』にしよ~か? 今日はこれでおしま~い!!」
子ども達「な~に、な~に、あわぶくたったて???」
それはやってのお楽しみなんだ♪。
テュター自身、小学生の頃よく路地裏で『あわぶくたったにえったった~♪ にえたかどうだかたべてみよ、むしゃむしゃむしゃ、
まだにえな~い♪」
とぐるぐる円くなり手をつないで回ったものだ。
そしてクライマックスはなんと言っても、鬼を戸棚の中に閉じ込めて、
「トントントン、いま何時~♪」と聞いて
「夜中の12時~!!!!!!!」
「きゃ~~~~!!」
とつかまらないように全速力で逃げるところ。
鬼とその他の子どものたったこれだけの問答なのに、なぜあそこまでに
盛り上がったのだろう?
「夜中の12時~!!!」で閉じ込められた場所から出てくる鬼役の風貌
を想像してか、中で何が起こっているのかを勝手に頭で考えてニマニマしていたのだろうか?
小学生グループのラボッ子たちはそれから毎週「今日はどの昔遊び?」
とキラキラ目を輝かせてくる。
「こんこんさ~ん、あそびましょ~♪」は関西弁でやるんやで~。」
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