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キャロルキング&ジェームズテイラー |
04月17日 (土) |
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発表前の気分がややこしい日ではあったが、
これは何をさしおいても行こう、ときめていた武道館ライブ。
あいにくの雨、しかも2月の寒波の再来ときた。
さすがに、雨オンナのわたしが行くところはどこも「雨」だ。
寒さ対策も万全、しかし、武道館内は熱気ですごい。
それに、会場がいつもとは違うムード。
それもそのはず。客席に20~30歳代はほとんど見当たらず。
早めに取った席だけれど、アリーナとはいかず、
依然として人気の高さがうかがえる。
それでも一応1階の正面最後列。
前にシートがなくて、ちょっと足元に余裕の場所だ。
お、なかなかいいじゃない。
探し探し席についたら、10分少々で大きな歓声とともに始まった。
ふたりの友人たちでもある一流のアーティストたちとのステージ。
お客さんも一流??
ウラ拍を刻む手拍子だって、一万二千人のものと思えないほど
ドラムスのショットとぴったりと合って、気持ちいい!
手をつなぎ、仲良く登場したキャロルとジェームズは40年来の友。 若いころに比べ心から音楽を愛せるようになった彼らは、今はいっしょに曲を書き、こうしてツアーをしながら互いの歌も歌う。
なんでも、彼らがワールドツアーを行うきっかけになったのは、
2007年にロスで行われたかれらの古巣 "Troubadour"の50周年記念ライブがあっという間にSold outだったこと。
世界中に、彼らの歌にじぶんの人生の1ページ1ページを重ねて、
大切に心にしまっている人たちがいる。
たまたま、今この瞬間、東京で彼らの歌を、共鳴できる人々と
いっしょに聴くことができるという、その偶然に感動し感謝した。
今回のように途中休憩が入る武道館ライブははじめて。
でも考えてみたら、そういう年齢なんだ、^^: それにしても、キャロル若い!!日本のミュージシャンたちも、 彼らのようにず~っと続けてもらいたい。
ラストソングは、やっぱり" You've got a friend"
わたしも、はじめて聴いたあのときの感動を思い出した。
70年代のアメリカで、いつもラジオから流れていた彼らの歌は、
遠く離れた日本からホームステイで訪れた14歳の私の心をもとらえて離さなかった。 音楽は国境を越えるってほんと。
この歌のラストに、アリガトウ、Tokyoってキャロルが歌った。
わたしからも、キャロル、すてきな歌をありがとう。
混雑をさけてすこし早めに出たら、途端に歓声が聞こえてきて、 またあわてて会場へ逆戻り。
最後はロコモーションでスタンディング!!
あの大きな武道館が、ちっちゃなライブハウスに思えた、
そんなあったかいステージだった。
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