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環境づくり |
04月15日 (木) |
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午前中のプレイルームで、ラボママがこんな話をされました。「ずっと幼稚園がお休みで、子どもを自転車に乗せていなかったら、幼稚園が始まり、久しぶりに自転車に乗せた時、暖かい日だったのに”寒い”って言ったの。慣れってこわいね。これからまた自転車でがんばるわ」と。
子どもが風を感じる、風が冷たいことが平気になるのは、部屋に閉じこもって過ごしたり、車を多く利用していたら気づきません。環境づくりをされていらっしゃるラボママに感心しました。
西郷グループでようやく開設したプレイルームの2歳のゆりちゃん、自宅グループで先週から参加している2歳のしゅんくん、共にママの環境づくりを感じます。
ゆりちゃんのママは自営業で忙しい。子どもとの時間を大切に考えられ、夕方のグループにやってくるようになりました。ママと密着して歌や物語を英語で楽しむゆりちゃんは、体ごとラボに浸って、とても楽しそうです。ママとは、ゆりちゃんの成長を一緒に見つけ、喜び合いたいなあと思います。
自宅グループのしゅんちゃんは、育児サークルや児童館が大の苦手。なかなかお部屋に入ることができないとのことです。しかし、お外あそびや散歩が大好きという、のびのび育ったステキな面を持った男の子。ラボの見学にいらっしゃった時も、玄関に入るまでに20分、ラボルームでずっと抱っこで過ごしました。しかし、ママは「ラボで育てる!」と決心してくださいました。
先週はお庭ラボだったので、仲間とお外で1時間何とか過ごしました。
そして、今日、2階のお部屋のラボルームに入ってくることができたのです。プレイルームの3人のママも拍手! 時々「帰る」とボソッと言っていた気がしますが、しゅんくんのママは根気よく相手し、45分きっちり過ごせました。みんなと一緒に手をつないだりはまだまだですが、絵本をじっと見たり、仲間のラボっ子の様子をうかがったり、時々微笑を浮かべて、ラボの空間で過ごせたのです。大成功です。
ママが環境づくりに一歩踏み出したこと、しゅんくんの人生でステキな足跡になるよう、お手伝いしたいと思います。必ず近い日、今の悩みが
思い出になるはずです。
環境は大事。贅沢なことかもしれませんが、便利すぎて、物も食べ物も不自由しない今の日本に住んでいるからこそ、あえて作ってあげる環境も必要です。
ラボの縦長年齢活動は、昔の大家族を思い出させます。ラボのCDライブラリに耳を傾けることは、人は昔はお話に耳を傾け、生きる知恵を得てきたことと同じです。
ラボで私もどんどん成長します。見守ってね!
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