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無料サービス時代に |
03月12日 (金) |
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インターネットの発達って、あらゆる従来の不可能を可能にした。
たとえば無料で提供されるサービス。
つかいはじめたころ、「えっ?これ、無料なの?」とちょっとびっくりして感動したりしたもの。
ひとの「誰かの役にたてればうれしい」という心理が根底を支え、 その範囲は徐々に大きく拡大してきた。 こうなったら、かつての驚きも、いまでは当たり前の感覚。
無料サービスがそこらいらじゅうにある時代、じゃあ、
お金を払う価値のあるサービスってなんだろう。
人がお金を払ってでも得たいと思うのはどんなものだろう。
これまでの時代と同じ感覚が、いまの世の中に通じるわけはない。
人が大切だと思うものは、かたちのあるものだろうか、ないものだろうか。
もしかたちのないものであるとすれば、どんなものが考えられるだろう。
いまからは、無料にできないもの、それだけが残っていく時代。
残っていくには何が必要か・・何が大切か。
印刷された「無料体験」という文言を見ながら、つくづくと考えた。
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