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中高生「平知盛」と野村万禄氏の狂言のワークショップ |
02月07日 (土) |
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本日福岡A地区のTパーティの主催で
野村万禄さんの狂言のワークショップがありました。
今、野村万作さんの日本語吹き込みの「平知盛」に取り組んでいる林パーティにとっては
本当にgood timing で、13人のラボっ子が参加させていただきました。
野村万禄さん曰く
「狂言は絵で言うなら、水墨画。
小道具も大道具もなく、おもしろいしぐさとセリフで表現する。
だから、見る人は想像力をたくましくしなければならない。」
帰りに推薦入学でもう大学が決まっている高3のあきちゃんも来ていて
「ラボって、狂言に共通しているところがありますね。
大道具小道具がないから、想像力を育てるんですよね。
小さい時にはわからなかったけど、ラボってすごいですよね。
英語の勉強していても、ラボってすごいって思うことがいっぱいあります。」
本当に12年ラボテューターをやっていて、
「ラボってやっぱりすごい!」と思うことがまだまだどんどん出てきます。
狂言の講釈のあと、小唄で実際に声を出す練習もしました。
たった4行の唄でしたが、お腹の底から大きな声を出すと
体中の血が巡り、とてもいい気持ちでした。
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ここで、木曜日の中高生の記録を書いておきます。
2月5日は高1のたけしのリーダーシップで進めました。
前回ひととおり動こうとしても、なかなか動けなかったので
理解しやすい第6トラック義経と景時のシーンから始めました。
まず、ひとりひとり感じたまま動いてみて
たけし:何か気づいたことない?
あき:なぜ、この義経と景時の場面があるの?
りょうへい:平家のことだけだと源氏はうまくいっているかと思うけど、源氏は源氏で大変だということを伝えたいのだと思う。
たけし:どういう状況で話をしているのかな?
まな:五角形に座っているのでは?
ゆきこ:2列に向かい合って座るというのは?
りょうへい:白い幕で囲まれたところに、昔のピクニックの椅子みたいなのにすわっているのでは?
・・・
と言う感じで本に出ている絵などを参考にしながら動いていった。
ナレーションもパートが決まったので
「まずは、英語はともかく日本語だけは大きな声で言おう」
と言って始めたが、なかなか声がでない子が多い。
野村万禄さんのワークショップが役に立つといいな。
でも万禄さんも
「毎日毎日、小唄で声を出す練習をして、今のような声がでるようになるのです。」
とおっしゃっていました。
ちゃんと気づいたかな?
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