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わかった!という瞬間 |
02月24日 (水) |
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わすれてはいけない。ライブラリーは、そもそもセンテンスを覚えるために必死で聴くものじゃない。
ひとつのことばにはイメージがいくつもある。
その奥行き、ひろがり感が大切だと思っている。
たくさんのお話に出会ううち、
こどもたちは言葉のもつイメージを自然に感じ取る。そしてそれはストックされていく。
これはこういう意味です、と教えない理由はそこにある。
ナーサリーの詩のなかに、SBの歌のなかに、
いろんな物語の中に出てくるあることばは、それぞれのイメージをもっている。 それをイメージごとまるまるからだにしみこませていること、 こどもたちの豊かな表現力となるべくストックされていってることが、 ラボっ子の強みでもある。
Pussy cat, Pussy cat,のさいごのlittle mouse のlittleは
This little pig went to marketのlittleとおなじだと言い、
・・I frightened a little mouse under her chair のunderは
We're Going On a Bear Hunt の We can't go under it. のunderだと すぐに結びつけている。意味をこうだよ、と教えないのは
こどもが発見することができるから。
これは母国語とおなじ気づき。
時間がかかる。じれったい。でも待つんです。
今日はいくつもこどもたちの「わかった!」の瞬間に立ち会えて
とても嬉しかった。
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