人生で一番衝撃的だったことは・・・2/21の日記 |
02月21日 (日) |
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英語でしゃべらナイト冬号に若田光一さんのインタヴューが載っています。その中で若田さんは「スペースシャトルから暗黒の宇宙に浮かぶオアシスのような青く美しい地球を 初めてみたときの感動は筆舌に尽くしがたい思い出ですが、人生の中でもっとも大きな精神的な衝撃だった出来事は32歳の宇宙飛行よりも13歳で体験したアメリカでのホームスティなんです。」と書いていらっしゃいます。
若田さんの13歳のホームスティはラボでの一ヶ月ホームスティ。
この記事を土曜グループで紹介しました。このグループには高2のNちゃん、S、中3のKとラボでの一ヶ月ホームスティ体験者が3名。「日本語が全然通じない、日本人にほとんど会わない、周りは大きなアメリカやカナダの人ばかりの中に入っていくって、かなり大変なことよね。あれを経験すると少々のことは怖くなくなるよね」と私が言うと「そうそう、だから文化祭とかどうもない」とK。「ラボ以外のホームスティって2週間とかだし、学校みたいなところに毎日集まって、日本人にあうのが多くて、ラボみたいに一ヶ月間丸まるホストファミリィーの中に入るプログラムってないのよ。」というと、3人とも初めて気づいたような顔。
この夏、ホームスティ参加で事前活動真っ只中の3人もいて、「それを俺たちはこれからやるのか・・・」と言っておりました。そういったIが「もし若田さんがラボで行っていなかったら宇宙飛行士になっていないわけでラボが世界を変えたんじゃ」 と。みんなで、確かにそうねえ、と納得。
それくらい13歳14歳での一ヶ月のホームスティ体験は大きな体験で、帰ってすぐに変わるって言うより、その後のその子の人生に大きく影響をしていくもの。ジワジワと熟成していくように。そのときには分からなくても、20代30代と生きていくいろんなときにものの見方や判断に影響を及ぼしていくのが分かるかと。
だからこそ、いろんな事情はあるけれど、大人がしっかりと押し出してやりたい。
寒い日が続いていましたが、今日はいいお天気。鶯が啼き、キジがなき、ふきのとうが頭を出しました。梅は満開。そわそわわくわくspringです。
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Re:人生で一番衝撃的だったことは・・・2/21の日記(02月21日)
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うーちゃんさん (2010年02月21日 20時56分)
いい情報をありがとうございます。早速うちの父兄に紹介します。しか
し、何気ないラボっこ同士の会話にも、ラボで育っている子の人間力が
感じられますよね。
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Re:Re:人生で一番衝撃的だったことは・・・2/21の日記(02月21日)
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スミティさん (2010年02月22日 09時22分)
うーちゃんさんへ
ほめてくださってありがとうございます。
SとKは毎週電車で1時間以上かけてラボにきます。中3のKの成長ぶりは目
を見張るものがあり、この日も翌日は入試というのに来ています。文化
祭や体育祭でも光っていて、彼の幼いころを知る方々から、どうしたら
ああなったの?と聞かれたそうです。Sも今年9月からAFSでドイツへ一年
間行きます。
当たり前のように思っていますが、田布施平生って、とっても小さな町
で、転勤族も少なく、もともと地元の方が多い所。そんなところで国際
交流体験がある子、そしてこれから行こうとする子がこれだけ集まって
いるって確かにすごいことかも、とうーさんに言われて思いました。こ
の体験を一緒にできるこのグループにいる小学生はラッキーですね。
今年ホームスティ参加予定の3人も、学校で体育祭の時応援団になった
り、学級委員に選ばれたりと活躍しています。学校でのストレスを吐き
出すかのような発散ぶりです。
先日のパーティ総会でもお話させていただいたのですが、10年前15年前
と、子供たちにとってラボの意味が変わってきている気がします。人と
つながる、つながっていける、その体験の価値がますます大事だと。
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