往復7時間ドライブ、土佐清水へ「ジョン万」の旅 |
02月17日 (水) |
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先週末、高知県の最西端、土佐清水市まで行って来ました。
お天気もよく、暖かい週末でよかった~~~
清水でみる太平洋も真っ青で、桂浜の海とは違う雰囲気がありましたね~ きれいでした!!
今回の第一の目的は・・・
「幕末ゆめ道場」ジョン万についての講演を聞くため。
幕末ゆめ道場については、検索してみてください。
あと2~3講座が残っているようです。
3人の講演者の熱いお話は、とても興味深かったです。
1)『ジョン万と河田小龍』
ちょうど、今回放送された「龍馬伝」で登場していましたね。
ジョン万から聞いたアメリカの話を、絵にして残した人物です。
高知県立美術館の方のお話でした。
小龍も、少し変わった人物で、新しいものに興味が人一倍あったそうですね。彼がいなかったら、ジョン万が、どのように異文化を感じていて、どういう風に言葉を身に付け、そして、どのように自分のものにしていったのかが、後世に伝わらなかったことと思います。
また、ジョン万の前にも実は、漂流民がいたことや、ペリーの黒船が来るまでに次々とやってくる外国船の開国をせまる話や、小龍の絵の絵の具が、もしかしたらジョン万が持ち帰った絵の具かもしれない、という話など、他では聞いたことのない、面白い話を聞かせていただきました。
まだまだありそうです!!!もっともっと聞いていたかったです。
2)『幕末の国学者 鹿持雅澄 かもちまさずみ』
まったく聞いたことのない人物でした。
なので、資料を見ながらも、よくわからないお話でした。
ただ、若い高知県立文学館の方が、とにかく熱く語っていたのが印象的で、きっと鹿持雅澄の名前は、彼女の顔と共に、忘れらることはないかと思います。
熱い気持ちが、伝わりました!!!
3)『同じ夢で結ばれた 龍馬と万次郎』
坂本龍馬記念館の方が、最後に、のんびりと語ってくれました。
ジョン万の持ち帰った「民主主義」の思想を、龍馬が、武力なしで政権を変えたという、影響を与えたこと。ジョン万が、命がけで生きて日本に帰ってきたことは、こんな大きな意味があったのですね。彼の日本に帰りたいという気持ちは、やはり、土佐清水に残っている母に、どうしても会いたい!という強い気持ちがあったからだとおっしゃってました。素敵な話でした。
ジョン万の周りの人々や時代背景など、聞けば聞くほど、興味深く、秋のラボライブラリー発刊まで、しっかりと調べてみる価値があると思いました。
第二の目的は、『とさ龍馬・出会い博』の一つ「くろしお社中」に行くこと。
ジョン万についての展示が、素晴らしかったです。
5人の漂流者の銅像も、海が見える所にひっそりとあり、感慨深かったです!!!
人がいないのがいい!!
どうぞ、拡大して見てください。
真ん中にいるのが、14歳のジョン万ですよ!美男子!?
14歳のジョン万!
とにかく、皆さんも遠いですが、肌で感じに来て下さい!!!
おまけ
最後に、ウェルカムジョン万の会のTさんのお店に寄って来ました。
ガス屋さんなのに、店内は、カントリー調の雑貨やお菓子がいっぱい!
もちろん、ウェルカムジョン万の会の皆さんが作った、ジョン万の絵本と、ジョン万かるたも並んでました!!
かるたは初めて見ましたが、即、お買い上げ~~~~!!!!
家に帰って開けてみたら、英語と日本語が、裏表で、どちらでも遊べるもので、すごくお買い得ですよ。
絵も地元の方が書いたそうです。
かるたの文章も、もちろん!!!
このかるたで遊べば、ジョン万博士になれます!!
ジョン万に触れることで、不屈の精神が、自分にもついたように思えて、嬉しいです!!
美味しいクッキーとケーキ(しょうが&ゆずの2種類)の入ったスイーツBOXも買いました!
包装が素敵!
Tさんは、心からジョン万を愛し、土佐清水を愛し、そして、人がきっと大好きな方に思われました。
ぜひ、ラボっ子や、保護者の皆さんにも、話を聞かせて欲しいと思いました。
いつか、きっと・・・・
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Re:往復7時間ドライブ、土佐清水へ「ジョン万」の旅(02月17日)
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michelleさん (2010年02月17日 20時35分)
お~~!!たっぷり書いてくれてます。
素晴らしい♪
ホントにきれいな土佐清水でしたね。
高知の大先輩、万次郎のライブラリーが楽しみになりました。
後輩として、テューターとして、頑張ろうね。
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Re:往復7時間ドライブ、土佐清水へ「ジョン万」の旅(02月17日)
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ペチューニアさん (2010年02月17日 21時16分)
Marilynさん、土佐清水への「万次郎の旅」の記事、写真を拝見させてい
ただきました!万次郎がアメリカから学んで持ち帰ってきたことが、日
本の開国の力になって継がれていったのですね!今、ジョン万次郎の本
をいろいろよんでいる、神奈川のライブラリー研究メンバーの私です。
津本陽さんの「万次郎」をよんでみたら、万次郎さんという人となりが
わかっておもしろかったですし、万次郎さんの故郷、土佐ってどんなと
ころかな?とおもいました。記事にかかれていたあの 「ジョン万かる
た」が私もほしくなってしまったのですが、どこかで手にいれることが
できますか?もし、おわかりになったら、おしえてください。今週末は
アメリカの捕鯨研究者の方の講演会が東京ラボセンターであります。あ
いにく私は予定がつかず、参加できないのですが、また万次郎のことで
何かわかったらおしらせします。
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Re:往復7時間ドライブ、土佐清水へ「ジョン万」の旅(02月17日)
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Marilynさん (2010年02月17日 22時02分)
michelleさん
はい、忘れないよう、自分のために書きました(笑)
ジョン万については、まだまだ奥深い・・・というか、広く広く影響力
がどこまでも続いているような気がします!!
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Re:Re:往復7時間ドライブ、土佐清水へ「ジョン万」の旅(02月17日)
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Marilynさん (2010年02月17日 22時06分)
ペチューニアさん
メッセージありがとうございます。
ライブラリー研究会、今年は面白くなりそうですよ~~~
ジョン万は、今の時代に必要なライブラリーですね。
いろんなことを知れば知るほど、その思いが強くなっています。
子供たちに、どう伝えていくか、本当に楽しみです。
さて、ジョン万かるたですが、
「ウェルカムジョン万の会」で検索すると、会のHPに紹介があり、
http://john-mung.com/shopping/
こちらのショッピングサイトで購入することも出来るようです。
きっと、日本中のラボテューターや、ラボっ子が、欲しくなると思いま
す。
もしかしたら、ラボでも、斡旋してくれるかもしれませんね。
ジョン万、情報交換、よろしくお願いします!!!
なかなか本を読んでも、先に進まず、だめですね~~~
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