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映画『インディクタクス』に か、かんどー!! 02月09日 (火)
今年になって、4本目の映画。

すごいピッチで、映画館に足を運んでいる。

「沈まぬ太陽」
「アバター」
「ラブリーボーン」
「インディクタクス」

どれも、比較対象にならないそれぞれの味わいが違う。

しかし、感動度は、
「インディクタクス」は、ダントツ!! 星みっつ!!!

なぜかと言うと、この映画のできるまでのメイキング番組を事前にテレビ番組で見て、イーストウッド監督の情熱に感動した分がプラス。

や~、俳優として、若い頃からのクリントン・イーストウッドのファンだったけれど、


ここにきて年輪を重ねて、いい仕事してますね~!!
(80歳!?)

偶然、3男のNZでのホストファミリーが、南アフリカの家族で、
厳しい生活態度を強要され、息子には大変だったようだが、親としては、良い修行になったと思って感謝していた。

何回かの親あての手紙に、

「節電、節水、厳しすぎるかもしれませんが、贅沢な生活が当たり前だと思ってほしくないのです。
世界には大変な生活をしている人々がたくさんいるのだから、、
私たちの国の事を少しずつ話してますが、全部を理解してもらえるのは、難しいとも知っています。
でも、彼はちゃんと耳を貸してくれます。
あまり叱っても落ち込まないところもいいところです。」

と書かれていた。

初め、南アフリカからNZへの移民家族だと聞いていたから、
察するところ、裕福な白人家族なのかと思っていたら、
黒人夫婦で、
ご主人が南アフリカのケープタウンでタクシー運転手していたころ、日本人商社マンと親しくなり、
日本と日本語に興味を持ち、日本人留学生を受け入れ希望したと知った。

それ以来、遠い国だった南アフリカが近い存在になり、
国際関連ニュースでも、南アフリカのことが報じられると、
意識して関心を持って聞いていた。

自分的に、そんなバックグラウンドもあり、
マンデラ首相とその功績も、名前だけは知っていたし、

これは、観に行かんと!!(遠州弁)

と気合を入れて観たせいもある。

イーストウッドが、何年もかかって現地南アフリカで撮影し、
実話に基づいた人物演出、政治的背景、
何より、フットボールの試合の様子が、ちょ~リアル。

そして、アパルトヘイト時代という隠しきれない歴史を経て、
黒人と白人がいがみ合わない新しい国を創る!!
というマンデラ首相の信念が、全面に打ち出された作品。

イーストウッド監督作品『グラン=トリノ」も観たけど、
ある意味、同じテーマが流れている。
もちろん、時代背景、国設定は全く違うが、
イーストウッドが描きたい人物の生きざまが、重なると感じる。

≪気骨≫ という文字が浮かぶ。

人種が混じり合って、新しい国を創っていく歴史は、
アメリカも南アフリカも同じ

歩き始めたばかりの南アフリカと
大国として育ったアメリカ

希望に満ちた光と
現実に落とされている影

両方を描きたかったのだろうか、、、

まあ、そんな深読みなしにでも

ラグビーの迫力ある映像も見どころ。

サッカーファンでも、十分に楽しめる。

みんなをまとめる、その気にさせる、というリーダー道も学べる。

最後の、ホルスト作曲「惑星」の中の≪ジュピター≫に歌詞がつけられ、アフリカバージョンぽい仕上げの歌になっているのだけど、

泣ける!!

早速、映画の後、つい、カラオケ行って、平原綾香の≪ジュピター≫に挑戦したけど、ちと、無理だった、、、(余談)

サントラ盤出るを待つことにする。

≪グラン・トリノ≫もそうだけど、イーストウッドの音楽のセンス(もちろん、その道の専門家は別にいるのでしょうが、、)が、
本当に光っている!!ピカリ

高学年のラボっ子にも、ぜひ、ぜひ、お勧めしたい一本!!

P.S:
 MIXIの日記のつぶやきとして書いたら、ラボ広場でもお披露目したくなって、掲載しました。
言葉使いに、不適切な点ありますが、ご容赦
>>感想を掲示板へ
Re:映画『インディクタクス』に か、かんどー!!(02月09日) ・ ・ >>返事を書く
Ethanさん (2024年10月29日 15時16分)

ホストファミリーの体験談も興味深かったです!映画の背景となる南アフリカとの個人的な
繋がりがあったからこそ、より深く作品を理解できたのではないでしょうか。私も今度この
映画、見に行ってみます!イーストウッド監督の80歳とは思えない情熱に脱帽です(^_^)
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