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小学校の研究授業とラボ活動と |
02月01日 (月) |
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先週娘の通う学校でおこなわれた研究授業。
他校の先生方や先生をめざす大学生、地域や保護者の方などがみえ、 どの教室も入るのをためらうほどの盛況ぶり。
国語科の授業を全校で一斉におこなったこの研究授業。
それぞれの学年で題材につかわれたお話は違うけれど、
めざすものは同じ。
こどもたちは、登場人物の心模様や背景にあることがらを読み取り、
じぶんの考えをまず書き記す。
そして文章化した考えをもとに意見交換。
最初はとなりのひと、そして少人数グループ、さらにもっと大きなグループ、 さいごに学級全体へと広げていく~。
まず、じぶんの考えを文章で具体化するという作業。
これは頭の中を整理し、伝わる言葉で伝えるための大事なプロセス。 そうして自分の考えを伝えたら、こんどは
ほかの人の意見に耳を傾ける。
違う意見を受け入れたうえで、じぶんの考えを再構築する。
というように、こどもたちが互いに学びあうことが大事だ、と。
ひとりひとりが出した意見が積み重なり、みんなの考えがそこに生まれてくる。 はじめはじぶんはこう思ったけど、ほかの人の意見を聞いて それもあるなと思った、あたらしい考えがうかんだ、
かかわりあいから学ぶ、正解はないからこそ、子どもたちが自らの力で学びあっていく。
先生がきめたゴールに向かって、それに到達させるために、あれやこれや指導する授業からの脱却。
「国語科の目標は、こどもたちが学び方を学ぶ、人としての生き方を学ぶことなのです」 と先生方の指導にあたられた方がおっしゃったそうだ。
この、今回の授業でおこなわれたひとつひとつのことをみて、
これってラボのテーマ活動をつくっていく工程とほんとに同じだ、
そう気づいた。
その講師の先生が講演のなかでおっしゃったということばを、
校長先生が学校のおたよりに書き記しておられた。・・
___ 文学作品を読むとき、一人ひとりが自分のイメージをもっています。 互いに交流して、はじめて自分の読みの確かさがわかったり、 他者とイメージを共有したりすることで、より豊かな読みになります。
イメージを交流させ、共有する、、これは、ラボのテーマ活動そのもの・・・。
近く行われる、東京支部の高学年活動の発表会をご案内したところ、ご都合がつかず
先生方には来ていただくことができず非常に残念。
このおたよりをよみ、一層先生方にラボの良さをお話ししたく
なった。
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