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踊る |
01月29日 (金) |
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今月は、「かいじゅうたちのいるところ」や「おどりトラ」で踊ってばかりいる私です。家でCDを流していて、「太陽へ飛ぶ矢」の前奏が始まると、これまた踊ってしまいます。なぜなら大山キャンプの3日目プログラムのコーナーめぐりで、「前奏の部分を好きな楽器をイメージし、演奏する表現をしよう!」というものがあり、私達のグループは、おのおのイメージした笛や太鼓やマラカスを持ちリズムを取り、丸く歩くことをしたからです。私はナナを太鼓に見立て、抱っこしてスキップしながら歩いたので、これまた踊るような形でした。キャンプから半年ほどたった今でも、ライブラリが流れると、自然と体が記憶していて動いてしまいます。
さて、プレイルームやキディさんたちは、”かいじゅう踊り”が大好きです。たくさん自分を解放して、かわいい手足を動かしています。ゲラゲラ笑う子もたくさんいます。自由に体を動かすことが出来るのは、この時期だけかもしれません。大きくなると照れてなかなかシャイな日本人は自由に踊ることができないみたいな気もします。お祭りが縮小されている日本の社会で、小さい頃、体いっぱいに表現した経験は、大事だよね!
さて、ちっぴり怖がりなナナも「かいじゅうたちのいるところ」が大好き。ただライブラリを聴いているのと違うのは、やっぱり体で物語の本質を楽しんでいるからと思います。必ず、踊り始めます。「見て~」とか「一緒に踊ろ~」と誘われます。
なつみは、今日明日はダンススタジオのプロモーションビデオ撮影に参加していてずっと居ません。きっと今ごろ踊っています。中学から始めたダンスですが、基礎はラボで培われたと思います。我娘のことで恐縮ですが、小さな頃ダンスを始めた子たちには追いつかない技術もたくさんありますが、彼女の伸びはすごいらしく、みんなが持っていないものもあります。
それは、
①曲を歌いながら踊ることが出来る
ヒップホップやジャズなので洋曲ですが、耳から入った音ですぐ歌えます。「歌詞を見て覚えたの?」と私が聞くと、「踊って聴いてたら、すぐ歌えるようになるよ」ということ。ラボっ子なら当たり前ですが、でもびっくりです。歌詞を確かめないと歌えない、目から入った英語教育を受けた人とは、まったく違います。
②振り付けをすぐ覚えることが出来る
ラボの縦長活動で、周りを良く見て、真似て育った経験の積み重ねと私は考えます。ワザを盗むことも、立派な長所です。覚えるのが早いといつもほめられるそうです。
③自分でオリジナルのフリを作れる
テーマ活動で、みんなの意見を聞き、表現を考え、まとめることが役立っていると思います。今、フリの引き出しをいっぱい作っているところのようですが、与えられたものをただ正確に覚えるだけの、受け身な教育を受け続けていたら、創造力、自発性はあまり育っていなかった気がします。
ラボの活動は、大きくなってからとか、ラボを離れてからよくわかると聞くことが多いですが、長女を見ていると、そうだな~と思います。「ナナちゃんもお姉ちゃんみたいにダンス習うの?」と時々聞かれますが、本人がどうしてもやりたいというまでは、幼児期はまだいいかなあと、お預けです。だって、与えられたものをその通りにきちんと踊ることを求められる活動は、そう早くから与えなくてもいいと思うんです。
ラボのソングバーズは、ラボっ子たちは私のフリを見て歌って踊るけど、きっちり正確を求めていないもん。ラボっ子が面白いフリを考え出したらそれを取り入れたり、面白い表現をする他の子を見て楽しむ子が居たり。そんなラボの時間が大好きだから。
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