幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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傍観(絵本の世界で遊べない子どもたち) 02月03日 (火)
最近読んだ本の中で、絵本の世界で遊べない子どもたち(傍観)ということについて書かれていた。
何もしないで、じっとしている子どものことを積極性がないとか、消極的で行動的でないとか、物事に興味がないとか思ってしまう。しかし、子どもたちは、じっと見る「傍観」しながら考えているのです。その仲間に入れるかどうか?その遊びは自分でできるか?そのルールは知っているか否か?じっと見ている傍観しているということは、物事に興味を示さないと否定的で低次元化していくという考え方でなく、見るということは、単なる傍観でなく興味を持って見ているということであり、いつか手を出そう、仲間に入ろうとする前提であるという肯定的な高次元化していくという考え方がある。子どもの様子をいつも否定的に見るのではなく、発達の過程の中での様子と見る肯定的な見方をする。「傍観」ということが、子どもの遊びの発達の最も低次の段階として位置付けられている分類法がある。
[「独り遊び」→「傍観」→「並行的遊び」→「集団遊び」(連合遊び→組織的遊び)の順に高次元化していくという考え方。]プラッツの「グループ活動の発達より
「傍観」が遊びからの回避、遊びへの拒否として、遊びの反対のカテゴリーとして捉えるのでなく、遊びへの連続性を持つものとして認められているのが興味深い。
なかなか自分の思いを表現できないでいる子も、心の中でしっかりと考えている。いつかその子が自分から表現できる日を、じっくりと待つことの大切さを改めて確認し、そうやって受け入れてもらえることを実感できた子どもは、きっと自分の思いを表現できるようになるんだろうと思う。日本の教育では、人と違うということをとても嫌う傾向にあって、こんなことを言ったら笑われるだろうか?とか嫌がられるんじゃないかとか考えて意見を言わなくなってしまうことがあるようだ。かく言う私も学生の頃は手を上げて発表するのが大嫌いだった。でも大人になると言わないで済むことと言わなくてはいけない事があって、その見極めが結構大変だったりするんだけど・・・・・

今日ラボっ子のお母さんから、テューターは子どもに夢を与える仕事をしているんだから、いつまでも輝いていてくださいと言われた。ちょっと嬉しいような恥ずかしいような?着飾って輝くのではなく、内面から輝けるようにこれからも色んなことに興味を持って努力していこう!!
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Re:傍観(絵本の世界で遊べない子どもたち)(02月03日) >>返事を書く
ケイコちゃんさん (2004年02月03日 21時53分)

昨日教務委員会でご一緒し、帰りJRの車中で一寸HPのことお聞きしたので、
初めておじゃましました。
☆でー、この日記に感嘆***本当によく勉強していらっしゃる!と思い書き
込みさせて頂きました。
 私も何度かこういう子ども達とであった経験があり、つい、この子どうなる
のかしら?と思ったこともありました。しかし、彼らはじっと見て、観て、ま
だ観察し、それでもなかなか自分を出さない”””慎重なのですね。「梅は
梅、桜は桜」この言葉はよく父母会等で使わせて貰いますが、本当に子供達
は、一人一人ちがってて大変な時もありますが、そこが又出会いの楽しさの醍
醐味なのでしょうね。
-----------------------------------
 現在もそんな子がいます。2才で入会、今はもう小3で9才です。
私はずっとそして今でも観察され、試されているのでしょうね。そしてこれか
らも-------もっと愛深く、心して対応しなくてはと思いました。
 初心を、取り戻せたようで、本当にありがとうございました。
Re:傍観(絵本の世界で遊べない子どもたち)(02月03日) >>返事を書く
もんろおさん (2004年02月04日 00時27分)

傍観をプラスに考える、確かに今はそう思えますね。

でも我が子が遊びの輪に入ることが出来ず、じっと見ているときなんて
イライラしていたのを思い出します。

遊びの連鎖の一つを傍観と考えれば確かに次のstepの準備期間かも知れ
ませんね。

でも待つことが大事と思いつつ我慢、我慢です。
Re:Re:傍観(絵本の世界で遊べない子どもたち)(02月03日) >>返事を書く
トミーさん (2004年02月04日 18時05分)

けいこちゃん&もんろおさん

自分の反省もこめて、この「傍観」というのを書きました。つい表現できない
でいる子どもたちを見たり、お話の世界に入って来れない子どもを見ると、な
んでだろう?どうしたら入ってくるのかとなんとか入ってくる方法を考えるん
だけど、上手くいかないことが多く落ち込んでしまうことも・・・でもこの
「傍観」という考え方は、いつかは入ってくるまで待つことの大事さを改めて
確認できて、気持ちが楽になれました。同じような子どもを持っているテュー
ターが他にもいるっていうのも心強いです。書き込みありがとうございまし
た。
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