うみのがくたい 最終章 |
12月20日 (日) |
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19日、地区発表会。
これまで共に取り組んで来た「うみのがくたい」は
とうとう発表の日を迎えてしまった。
ほとんど素語りが出来るほど聴き込み、みんなの中心となってひとりひとりの思いを
受け止めてくれたえりな。
受験を控え周りの子たちが休会する中、学校帰りに
幼児や小学生グループにも顔を出し、テーマ活動を一緒にしてくれたはやか。
一人一人の気持ちを大事にし、どうパーティを進めていこうか
いつも相談に乗ってくれたりえこ。
どんなに遅くなっても自転車を飛ばし、パーティに来てくれ、
嵐の場面の語りを責任を持って果たしてくれた拓也。
哀しみの中、物語と向き合いラボの仲間を家族のような存在だと言ってくれた美月。
どんなに遅くなってもラボに来て、合同Pに来れない分、自分の任された語りを聴き込み、
仲間の為に頑張ってくれた拓也。
物語の最後のところで大切な事は「余韻」だと気づかせてくれた藍。
1度も合同パーティを休む事なく、小さい子たちと遊んでくれたね。あの時間があったから
みんなの心がほぐれて仲良くなれたんだと思うよ。航矢、ありがとう。
みんなに考えるきっかけをいつも与えてくれた美和。
小さい頃から好きだったお話にやっと取り組む事が出来ました。CD通り、落ち着いた語りをしてみんなを余韻に浸らせてくれた昌樹。
ナレーションの語り、声の出し方が素晴らしかったね。力強く心に響く語りをしてくれた
美咲。
海の表現を考えてれた怜奈。船が波間から現れてくる表現はみんなのお気に入りでした。
必ず合同Pに参加してくれた楓。そこに一緒に存在している事で高大生はとても支えられました。
自分の気持ちを自分の言葉で考えながら伝えてくれました。柊くん、ありがとう。
クジラが船を支えるように、ラボを大切に思い支えてくれた貴規。
土曜日のパーティではいつもしなやかな表現力で覆いかぶさる波を表現してくれていた菜々子。
初めて一緒に発表する幼児のみんなと大切な役を引き受けた小学生たち。
36名の年代を超えた仲間が物語の世界を表現した。
そして、これが最後のパーティ全員で取り組むテーマ活動となった大学生の峻。
彼は前夜、何度も何度もCDを聴き、表現をイメージしながらみんなの事を考えていた。
「この表現、忘れないように」「ここはこんな気持ちで」と思えば思うほど眠れず
当日を迎えた。
「良い発表がしたいとか、すごく発音の良い英語で語れるとか、かっこいい表現をしたい
とか、そういう事ではなくて、ただこんどうパーティのみんなと楽しいテーマ活動がしたいだけ・・・」そういう彼の気持ちが心に突き刺さった。
さっきまで
「クジラ役の高校生が声でてない!!」とか「舞台が狭くて魚が思うように動けて
なかった」とか「CDの聴き込みが甘い」なんて思っていたからだ。
自分の対応が甘かった事が最大の原因なのに、舞台から降りて来たラボッ子を最高の笑顔で
迎えてあげる事が出来なかった。なんて恥ずかしい。また反省だ。
子どもたちは物語を楽しんでいる。本当はそこに形などなく、自然発生的に言葉も表現も
生まれるのが一番良いのだろう。
発表が終わった翌日の朝、やはり聴きたくなったのは「うみのがくたい」だった。
発表が終わってしまった・・・。
まだ、終わりにしたくない。峻君の言葉を聞かなかったらこんなにも
このお話をいとおしく感じていなかったかもしれない。
彼の言葉は「発表はただの通過点であり、最終目的とするものではない」
という事を改めて気づかせてもらう事となった。
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Re:うみのがくたい 最終章(12月20日)
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るるさん (2009年12月21日 22時58分)
心にじ~んと響くステキな言葉ですね・・・
しゅんくんってすごいなぁ~
そんなラボっ子を育ててきた
がんこちゃん、近藤パーティは
本当にすばらしい☆
わたしの目標です!!
一緒に発表できたことを
心の底からうれしく思います。
温かい、すばらしい発表会でしたね♪
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Re:Re:うみのがくたい 最終章(12月20日)
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がんこちゃんさん (2009年12月22日 00時07分)
本当に素晴らしい発表会でした。
皆さんのおかげです。加藤P 森部Pのようなフレッシュなパーティが
あんなに素敵なテーマ活動をするんだもの!ラボの未来は明るいと思ったよ。
ますます、頑張ろうね!!
また交流会もしたいね!
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