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うみのがくたい part1 |
12月08日 (火) |
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今、パーティでは19日の地区発表に向けて「うみのがくたい」のテーマ活動に取り組んでいます。6日に3回めの合同パーティを終え19日の発表会まであと2週間となりました。
これまで色々な事を話し合ってきました。
小学生のKくんはが「海は自分の意志で嵐を起こしたのではない」と言いました。
中学生のHさんが「最初から最後まで海の波をやっていたい。海にも感情があって、それを
表現したい」と言いました。
高校生のMさんは「色々な時の海の表情を出したい。演奏してる時は波も一緒に演奏してる」
と言いました。
大学生のEさんは「海がこのお話の根本にある。海がある事によってこの物語がある
海には表情があり、波がそれを表現している。
少しでも感じ取った表情を現したい」
と言いました。
6日の合同後にみんなが感じていた事は「一体感」でした。なぜかそれぞれとの一体感が感じられないという事が、心に引っかかったままでした。
私はこれまで話し合って来た事が書いてある記録をもう一度読み返しました。
そこには「魚が演奏している時は海も演奏している」という高校生の発言がありました。
また、「楽器を弾くと音が波にダイレクトに伝わり、それが海の表情となる」という中学生の発言もありました。
11月15日の合同では、魚 乗組員 海 この3つの関わり、交わりを表現したいという
気持ちが生まれました。バラバラではなくもっと関わりたいと中高大生は思いました。
しかし、6日の合同ではこの気持ちをうまく表現できませんでした。
この日までに、私がちゃんと声かけできていなかったのです。
以前に誰かが、「海も船を支える」と言っていた。にも関わらず、表現できていない。
海も船を助けたいとも言っていた。
海にこだわるのなら、海のどういうところから魚が生まれ、海のどこへ帰って行くのかも
考えなければならない。
魚が深い海へと帰って行くとは? 最後の余韻はどんな意味を持っているのか?
テューターは子どもが感じている事を、少しも漏らさず手のひらに受け取らなければならないと感じています。子どもたちはちゃんと感じているのに、それさえきちんと受け止めていれば、感じたままの素晴らしいテーマ活動が出来るのです。
海が魚や、乗組員とどう関わっているのか、それを考えて12日の最後の合同パーティに臨もうではないか!!
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