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ベトナム旅行、折々 |
10月30日 (金) |
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先日ベトナムに旅行した。ノイ・バイ空港から首都ハノイに向かう。湖なのか、灌漑用の池なのか、大きな水溜りがたくさんあると思っていると、ガイドが、それらは、ベトナム戦争の爆弾の後だと言う。そう、ベトナムは戦後まだ34年なのだ。戦争で多くの人がなくなって、年寄りは少ない。「40歳では年取ったほうに入りますよ」という。若い人たちの元気な国である。
ハノイの町、道路はバイクで埋まっている。排気ガスもひどい。共働きが普通で、女も男もバイク。前後ろに子どもを乗せて走る人もいる。そんな情景に驚いていると、さらに信号もないのに、「ここを渡りますから、私についてきてください。走らないで。」と言う。確かに、ゆっくり横切る人や、手押し車をうまくよけてバイクは走る。・・・・でも怖いよね。
そのバイクで埋まる道路を、タクシーやバスは、ぶーぶー、ぶっぶーとクラクションを鳴らしながらうまく走っていく。クラクションなしでは運転できないと言う状態だ。
ハノイの町
女性が綺麗で、元気な国である。長い髪にアオザイを着た女性。ベトナム航空の客室乗務員たちの制服もみなそれ。ウエストから下に入った脇のスリットが、スタイルのよい女性をさらに綺麗に見せる。(私は、自分のスタイルも忘れて、「あの服の脇にスリットを入れて着ようかな。」などと考えていた)
ベトナムの民族衣装は、ノンと呼ばれる笠(日本の菅笠の形に似ているが)をかぶり、クァンという緩やかなズボンをはいて、アオザイを着る。ザイは長い、アオは服という意味だと言う。
ノンは、働く女性たちの必需品。ノンをかぶり、天秤棒を担ぎ、果物などを運ぶ.。女性がよく働く。街角にも道路端にも運んできたものを並べて売っている。
ベトナムのお金の単位はドン。桁がすごく大きい。日本円2000円をドンに両替すると約190000ドン。日常はどうなっているのかと思うが、レストランでビールを飲んでも、ウエイトレスがドンの計算を間違えるほど。桁の大きい自国の通貨より、1ダラー、2ダラーといったほうが計算も楽で、結構、米ドルが喜ばれるのだ。
空港ダナンからホイアンへ、バスで移動する。ダナンのあたりは、戦時中、米軍の基地があったところ。今は、リゾート地に変わろうとしている。
ホイアンは、古く16~17世紀交易で大きく発展した町。日本人も多く住んでいたそうで、日本人が造ったと言われる屋根つきの石組の橋が残っている。日本橋とよばれて、観光地になっている。日本の鎖国によって、衰退して行った、まさに400年前の夢物語だが、豪商の末裔が住むにふさわしい重々しい家が残り、生活しているその町並み自身が世界遺産になっている。
その町並みをシクロ(輪タク)に乗って回った。生活がそこにある世界遺産。私は日本の白川郷を思い起こした。
ホイアンの街並み
観光客のためには、近代的なホテルが建てられているが、その隣は小さな建物。フォー・レストラン。日本のうどん屋だ。朝は、そこで簡単にフォーを食べて出かける人が多い。子供連れもきて、フォーのたまにスープをかけた簡単な食事をしている。道路端でも簡単ないすを置いて、フォーの店は出ている。
ハノイからバスで3時間、世界遺産ハロン湾へ行く。
途中、国道の脇に広がる景色は金色の稲穂。まさに刈り取りの季節。日本とおなじ光景だが、そのひろい稲田が、手作業で刈られていた。まだ、昔の日本の光景だ。
ハロン湾
ハロン湾。海の桂林といわれている。ハロン湾のクルージング。船内で海老、かに、かいに魚と海鮮料理を食べていると、にょきっと岩肌が現れる。次々と・・・・。その岩のふもとといおうか、水面に水上生活者の家がある。桂林を描いた私は、このハロンも・・・・と。構図を思い浮かべながら船の上から心のシャッターを押していた。ベトナムの絵もやがて、3~4枚は出来上がるだろう。
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Re:ベトナム旅行、折々(10月30日)
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返事を書く |
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バーバさん (2009年10月31日 08時45分)
丁度一年前、ベトナムとカンボジアを娘と旅行しました。
私達はホーチミンの方でしたが、以前から行きたかった国だったので
感激でした。
滞在期間が短かったのでハノイには行けず残念でした。
ちゃこさんの写真を見せていただいて、やっぱりもう一回行ってこよ♪
と誓った次第ですo(*^▽^*)o~♪
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