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読書と子供の育ち |
10月14日 (水) |
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・・というタイトルで、小学校の図書室で講演会があった。
校長先生と縁の深い、いまは大学で教員をめざす学生たちに教えていらっしゃるK先生にお越しいただいたのだ。
文字はよめても、その子がお話をたのしんでいるとは限らない。
文字知識より、心をゆたかにしてくれることが、本の魅力。
まずはブックトークとしていくつかの「三びきのこぶた」を題材にした絵本を紹介。 もともとのイギリスのものは、おおかみがぶたにたべられてしまうまでがきちんと書かれているが、 日本にはめでたし文化があり、おはなしの最後をハッピーエンドに変えているものがたくさんある ということをお話された。また、 K先生の教員時代の実体験として、「かにむかし」を子供たちとStory Tellingでたのしんだこと。 何度となく繰り返されるかにどんとなかまのセリフの掛け合いがとてもたのしかった、とのこと。 ラボライブラリーでおなじみのお話がたくさん出て、先生のお話をより身近に感じた。
読書指導はすぐに成果の表れるものではないこと。 子供たちがおとなになったころに、ようやく 本と親しむことの大切さが身にしみてわかるようになることもある、 と、ある生徒との心温まるエピソードをまじえてお話してくださり、 いままで私たちが六年間つづけてきた読み聞かせの活動が、 いつしか芽吹く時がくるのかな、と期待を抱きつつ最後まで楽しいお話に耳を傾けた。 つづいてチヌロップのきつね・・の語り。 感動的でした。声のチカラを感じました。
学習のキホンは国語。
「聞く」ことがまずできれば、ほぼ準備は整っている。
まず「話が聞けること」、人の話が聞けるようにするには、読み聞かせの効果は絶大とおっしゃった。
おとなになるまでに、こどもはいろんなジャンルの本を手に取るがよい。 読み聞かせには、自分の感性に合ったものを、または読み手の主張したいことがきちんと伝わるものをえらぶのがよい。
春さんのスケッチブック・・この日紹介された本のなかで、唯一いまの六年生たちにぴったりだと思われるものを、
これからの読み聞かせに選んだ。
朝のまだぼんやりした頭で聞くお話が、
すこしでもいいスパイスになればいいと思う。
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Re:読書と子供の育ち(10月14日)
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マーシャ嬢さん (2009年10月18日 01時31分)
はみさん、書き込みもしてくださってたのにお返事も書けずにごめんな
さいね。
娘が入院したりして私もHPからすっかり遠ざかってしまっていました。
娘の病気がきっかけで私の気持ちもなかなか前向きになれなく
て・・・。
読書と子どもの育ち、よい講演会が開かれたのですねえ。私もお聞きし
たかったわ。
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