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インディアンの羽根飾り |
10月11日 (日) |
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少々ネタバレ。
中高大生合宿の実行委員に名を連ねた息子であったが、彼だけに限らず個々に体調不良や 部活の試合などアクシデントに阻まれて、 なかなか担当メンバーが顔をつき合わせて話し合う時間がとれずにいたようだ。 そんななかでも、メールと電話のやりとりを交えながら、なんとか打ち合わせを進めていた。
一度も会ったことがないけれど、おなじコーナーを担当する相手と
どうもはじめまして、と顔の見えないあいさつして 「ここはこうしよう」「僕はこういうふうに考えてるけどどう?」 と苦労してお互いにアイディアを電話で伝えている様子をなにげにそばで聞いていた。 こんな長電話するなんてふだん男子にはないことだろうし、 本人はもうすぐ中間考査なのでそれも大変気にはなっているようだが、 一方でこんなやりとりは、とてもいい勉強になるなと思った。
突如「インディアンの格好をするから布を買って」と言われ、
何を言い出すのかとおもったら、開会式でインディアンになるひとと、バッファローになるひとといるらしく(バッファローのむすめ) 彼は夏キャンプのことを思い出し、でかい布をつかって何か衣装を作るつもりだったらしい。
ああ、キャプテンを「太陽の神の子」に変身させたあのイメージを言ってるんだ、 とすぐわかったが、それはちょっと・・。
費用も気になるし、いまの君のまるめた頭だと、インディアンよりもミャンマーのお坊さんて感じかも。
「だから頭もなにかつけるんだ」というのだけど、そう簡単にいわれてもね・・というわけで、 布はあきらめて頭につけるものを何とかすることになった。 自分は時間もなければ才能もない、と妹に頭をさげて頼んでいる様子がマジで笑えた。
相談の結果、大き~いフエルト、はぎれ、バンダナ一枚、など
100円ショップで材料になるものを買い求め、いざはじめると、 いつのまにかそれはわたしの仕事と化していた。ーー;
あまりこういうのが得意ではないので、ざくざく縫いあわせてぺたぺた貼ってしまった。 息子に「つかえればなんでもいいんだよ」そういわれてしまうと、なんだかこれにかかった時間と労力が悲しい・・。 かくして、インディアンの羽飾り??のようなもの~ができあがった。 写メで送れ、と仲間にいわれて得意になっていた。?! とはいえ、中学生のころはこの合宿に参加する気もなく考える頭もなかった彼が いま高校生になって、企画する側に立ってこうしてやっていること自体が、実は嬉しい驚きだったりする。
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