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『ピロスマニ』 PIROSMANI は1969年の【ソ連】映画です
ニコ・ピロスマニ(1862年 - 1918年)はグルジアの画家です
グルジアの風土を描き続けました
一度見たら忘れられない絵がたくさん残っています
この映画は画家の生涯をたどってゆくのですが
画家の生きた時代の自然や風土をとても丁寧に描いてゆきます
このような自然、このような風土からこのような絵が生まれたのだと
ピロスマニの絵とその絵を生んだグルジアの自然や風土を同時に鑑賞できる貴重な映画です
今回は3回目の鑑賞でしたが改めて楽しむことができました
●ウィキペディア(Wikipedia)より
彼はグルジア東部のMirzaaniの村で生まれた
後にトビリシに出て、グルジア鉄道で働いたり自分の商店を持ったりしたが
体が弱いうえに人付き合いがうまく行かなかったため長続きしなかった
その後、独学で習得した絵を描くことに専念するようになった
彼はプリミティヴィズム(原始主義)あるいは素朴派(ナイーブ・アート)の画家に分類されており、
彼の絵の多くは荒野にたたずむ動物たちや食卓を囲むグルジアの人々を描いたものである
彼はグルジアを流浪しながら絵を描いてその日暮らしを続けた
一旦はロシア美術界から注目され名が知られるようになったが、
そのプリミティヴな画風ゆえに、新聞などから幼稚な絵だという非難を浴びてしまう
失意の彼は1918年、貧困のうちに死去したが、
死後グルジアでは国民的画家として愛されるようになった
今ではロシアをはじめ世界的に有名な画家である
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