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ドラマで耳から学ぶ効果 |
06月28日 (日) |
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土曜の夕刻、本来なら家庭で夕食の仕度をする時間。
高校生らが試合のあとで腹ごしらえにやってくるとある店の隅っこで 韓国語のレッスンをしている。
時々、その店内が高校生たちの「打ち上げ会場」と化し、
はた迷惑な行為に顔をしかめることもある。
でも、わが子もそんなことをどこかでしでかしているに違いない。
そう思い、椅子が足りずにその高校生のなかに割って入るとき、
「あの、・・この椅子、使わせていただいてもよろしいですか?」
そう尋ねてみた。男子女子混じって座っていた彼ら。
どうする?いいよね?みたいな目と目の合図のあと、
「あ、いいっすよ」・・・とひとこと。
(ドウイウクチノキキカタシテルンダヨ?)
とっさに説教めいた言葉が頭をよぎったが、ぐっとおさえて
ありがとう、とその場を離れた。
彼らがあまりに豪快に騒ぐので、これではお店の側も対処に困る。
私たちは、音読するのを断念し、文法だけを主にやり、
一時間が経過して彼らが大方立ち去って ようやくふつうに話して相手の声が聞こえるようになってから会話しはじめた。
先生と話すのはレッスンのときだけ。普段はドラマのセリフをshadowing
するくらいだ。 最近はラジオドラマがたくさん詰まったCD+シナリオ本も出ているので、何かをしながらそういうもので耳を鍛えている。 ラボライブラリーより、うんとくだけた会話が中心だが、 目上の方への尊敬語、同僚や目下の人への話し方、などがきちんと使い分けられている。 なにがすきなのかって、この言語の響きがすきなのだ。 以前、在日外国人を取材する番組で、「なにがすきって、日本語のひびき、日本語を話すことそれ自体がすき」 そう話しているNY出身の若い女性がいた。その気持ち、その感覚、わかる。
私がまねをしたい話し方をする女優さんがいる。
その人の話す韓国語がすき。耳に心地よい。
英語だって、そういうことあると思う。
(生命の女神ドゥルガのCorosの英語、とてもすきです)
耳からの学習、あとからきちんと文法もまなぶことが前提であれば、 どんな言語にも効果があると思う。
あとから「書くとこうなる」とわかることで、記憶に残りやすい。
聞いてるとかぎりなくネイティブに近いですね、と
言われると、とてもうれしい。
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