|
|
|
|
|
[一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
Never stopping |
06月26日 (金) |
|
「ヘルガの持参金」、やっと配役とナレーションが決まり、中高生5人の顔にも余裕の表情が出てきた。
T「先週のパーティで『洗濯小屋の煙突からは煙りも出ていないし』って どういうこと?って誰か言ってたよね、、」
H「だから洗濯するのに火を使ったかなんかしたんじゃないの?乾かすの
とかにさ、、、。」
H「うへ、くさそ? それにこげそ!」
N「この時代っていったいいつ? 洗濯機のわけはないし・・・」
S「こういうのじゃね?(クルクル絞り機を回す仕草)」
S「洗うのはまあ、たらいと洗濯板で、、、のりづけって何?どうやって のりつけるんだ?」
H「つば!!(笑) トロルのつば!」
T「日本でも『舌切り雀』のお話の頃はご飯粒をすりつぶしてのりにした って。 今じゃスーパーでスプレータイプが売ってるね。」
N「いつのりつける?・・ああ、アイロンの前か!」
H「ここさ~、歌に合わせてやらない? みんな洗濯物になってるでし ょ? 英語の部分は洗われて、干されて。 日本語の部分で糊付けさ れてアイロンされてたたまれる!」
N「ああ、いいね~、いいね~♪」
T「金持ちの山木の場面は? 切り倒されてからまた木が生えてくるまで の速さを工夫をしたいって先週言ってたところだったね。」
H「ヘルガはさ、もしインジの魔法がかかってなかったら、全部の木を1 週間で斧で切り倒すつもりだったのかな? 金持ちに話を持ちかけた 時はやり切るつもりだった・・・」
H「インジはず~ッと見てたんじゃない、ヘルガのこと?だから最初から 山の木々は魔法がかかってた。」
S「ねえ、トロール新聞とかあってさ、『最近人間界ではこれこれの不思 議な事件が立て続けに起こっています』とか何とか書かれててそれを 見てたんじゃないのインジは?」
H「トロールの国ってさ、そんなに進んでないよねニュースとか情報が早 くなさそう」
N「インジはうわさに聞いてヘルガのやってることがわかったんじゃな い? それで木に化けた。」
H「ねえ!幻覚ってあるよね。 本当は1本なのに何本あるように見せ る、だから木を木っても切っても・・・なんじゃないの?」
S「そうそう!あるよね、幻覚! でも斧で切ってるときはすぐ切り倒せ たのかなあ・・」
N「斧にも魔法、ヘルガも不思議な力があるってこと! だとすると表現 も変わって来る。木は簡単にパッと切られなくちゃね、」
S「結婚式の場面ではインジとラースのカップルはやらなくていいよ。王 様の親族というかVIPだけが式に招待されてるってかんじで、、、。ト ロールの世界の普通の平民はもっとこっちにいっぱいいるけど、カメ ラにはVIPと関係者だけ写ってる的な感覚でやらない?」
T「あ、そうそうHちゃんが前にヘルガと王様だけが普通っぽいしゃべり 方しているのは、人間に近い存在だから?とか言ってたよね。それに 対してラースやインジ、金持ちはみんな変な(個性的な)話し方だっ て。」
S「人間に近いっていうよりトロールにもそれぞれいろんな特技というか なにかそれぞれ秀でた個性があるんじゃない?」
N「映画のミ○ター・インク○ディブル?」
N「ヘルガはスーパー、スーパーウーマン的。何でもこなす」
T「Sがヘルガやった時靴をはいて歩いているヘルガこんな風にやってた っけ?」
S「それは高い靴をはいて歩きにくそなかんじを出したまでで・・」
H「ヘルガは器用そう。だから底高靴をはいてもちゃんと普通に歩いたと 思う」
H「とにかくさ、歌のとこは全部大きい声で地声で歌いたい、幼稚園のお
遊戯会風に。見てる人を笑わせたいから、下手でも何でも頑張って
ます、みたいにやればいいよ。」
まあ、出るわ出るわ、、、一つの物語についてここまで止まることなく言いたいことを言い放題の彼ら5人・・・いまどきの中高生には珍しい、というのかな? テューターはそんな君たちを見ているのが大好き!
|
|
|
<< 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|