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声に出さないとはじまらない |
06月18日 (木) |
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・・・先生は、クラスの6年生たちを前に言われた。
なんのためにこうやって外国語の時間があるのでしょう。
よその国にいくと、日本人の悪い習慣。しゃべらない。
間違えたら馬鹿にされる? こんなことしゃべってかっこ悪い?
そういうのをなくすために、こうやっていまやってるんです。
とにかく声に出さないと、なんにもはじまらない。
・・・手を挙げただれかが答えたら、みんな拍手。
だけど、同じ人が何度もこたえはじめると、拍手は小さくなるばかり。
おやおや・・このあいだとはずいぶん様子がちがってきたようだ。
ALTの先生が100までの数字を書き込むための
たてよこ列の数字を黒板に書きあげた。
1から順にみんなで読み上げながら数字をうめていく。
-teen と-ty の違いを何度も発音。
でもなんだか、・・・わかりにくいみたい。
つづいて、まず足し算式を言って、答える、
答えは該当の欄にどんどん書き込まれる。
慣れたら引き算、そして掛け算、割り算までやりながら、
ほぼ空欄は埋まっていった。
ちょっとずつ式は難易度を増す。
ほんの数人、男の子が途中からは何度でも手を挙げた。
ほかの子は、というと、ネームカードをぷらぷらさせながら、
なんだかまったくその気がない。
きっと、知っているんだろうけれど。
キホン授業のとき「手は挙げない」だから?!
中学生の授業もますますそうだから。
のこり10分、例によって背中に書いて伝言するゲームになると、
とたんに元気。クラスに活気が出る。
「まず声に出さないと・・」というクラスの先生のお話が耳に残る。
そういえばむすめも黙っていたなあ。
「だって、ここで口に出さなくても、いつもやってるし。」
あ・・そう。
「みんなラボに来ればいいのに。」
だって。
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