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ネイティヴアメリカンを訪ねる旅~ その1 06月08日 (月)
「あなたたち日本人は、何語を話すの?」と、ナバホ族のおばあさんから質問を受けた。

「日本語です。」と答えると、
「それは、とてもいいことだね。」と。

母国において、母国語(母語)をはなせる自由の意味を、あらためて感じたシーン。

歴史上、母国語(母語)を奪われた人たちが多くいたのだ。
インディアンの人たちもそう。
「英語は、世界の多くの国のことばを奪ってしまった」と、おばあさんはいった。
おばあさんは今でもナバホ語しか話せない、いや、話さないんだ、と
娘さんが英語で通訳しながら教えてくれる。

(かつて日本国内において、アイヌや沖縄の人々に同じことが起きた。
もちろん国外においても。)

ナバホ語には、英語に変換しきれないようなことばがたくさんあるのだそうだ。
あたりまえのことかもしれない。
ことばは文化、生き方そのもの。

孫世代はもう英語が中心だから、家庭で交わされる言語が、世代間で違っているという現実。
素人考えながら、
継承されていかないアイデンティティや伝統文化も当然あるものと思われる。

ことばは、その人種や部族の、誇るべき、守るべき宝なのだということを
あらためて感じながら。
日本人である私は、日常生活の中で母国語を磨き、
その上で第2言語としての英語を学ぼう、と
そういうスタンスを忘れずに、子どもたちと英語を学びたいと

そう思った次第。

つづく。
Re:ネイティヴアメリカンを訪ねる旅~ その1(06月08日)
サンサンさん (2009年06月09日 06時33分)

私がまさに戦後沖縄で生まれてことばを奪われた一人なのです。
学校で方言を話すことを禁じられたために私は方言を話すことができま
せん。
でも方言を聞いて理解することはできます。
話せないことのもどかしさ、わかります。
いつか「きじむなー」を方言で発表できたらなぁと思います。
Re:ネイティヴアメリカンを訪ねる旅~ その1(06月08日)
おようさんさん (2009年06月09日 14時59分)

初めて遊びにきました。お疲れ様でした。いぐいぐさんの冷静沈着な行
動に感心していました。
本当に先祖からの言葉を話せるというのは素晴らしいことなんですね。
言葉がいかに自分の心(うまく言い表せませんが)と繋がっているかと
感じました。ですから、テーマ活動をやっていても日本語の方が難しい
と感じる時が多々あります。だからこそ、このラボのやり方は凄い!と
思っています。
さんさんはあのさんさんですよね(変な言い方でごめんなさい。キャン
プでご一緒しました!)
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