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谷川雁さんのシンポジウムの案内 2009/06/05の日記 |
06月05日 (金) |
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明日なので急ですが
転載許可があるのでご紹介します
原文のままです
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●『谷川雁セレクション』刊行を記念して、
6月6日(土)に、シンポジウムを開催いたします。
『竹内好セレクション』につづく、
「〈戦後思想〉を読み直す」シリーズの第2弾企画です。
◎岩崎稔・米谷匡史編『谷川雁セレクション』全2巻
(日本経済評論社、2009年5月10日刊、各3200円+税)
○第1巻 『工作者の論理と背理』(解説 佐藤泉)
「「瞬間の王」は死んだ」という名句を残して詩作をやめた
谷川雁の全詩集を収録。 初期の代表的論文も多数収録し、
「工作者」としての彼が起こしたサークル運動や革命闘争の軌跡をたどる。
○第2巻 『原点の幻視者』(解説 仲里効)
『原点が存在する』という名著を残した谷川雁の原点とは?
筑豊・大正闘争から宮沢賢治論まで、九州・沖縄から黒姫、
そしてアジアへと広がっていく遥かな思考の空間を探索する。
1950~60年代の九州で、上野英信・森崎和江らと雑誌『サークル村』を創刊し、
筑豊の炭鉱労働運動に参加した、稀代の革命詩人・谷川雁。
そして、1980年代にふたたびメディアに登場し、
宮沢賢治童話の世界を子どもたちが「集団」で表現する
「人体交響劇」を提唱した谷川雁。
異質なものを交錯させ、新たな「集団」・コミューンをつくりだし、
人々の感受性・主体性を奥底から変革しようとした谷川雁の思想と運動の軌跡を、
「原点」と「工作者」というキー・ワードに注目しながら読みなおします。
今春3月末には、『道の手帖 谷川雁』(河出書房新社、1600円+税)
も刊行されました。
谷川雁の未刊行テキストも収録され、気鋭の論者たちが多角的に論じています。
新自由主義のグローバリズムが世界恐慌をうみだし、
労働者たちが「難民化」「流民化」していく危機のなかで、
坑夫たちとともに闘った谷川雁のテキストが、
いま新たな光を放って読みなおされようとしています。
混迷し流動化する現代世界の危機のなかで、谷川雁の言葉はいかに甦るのか。
フロアのみなさんとともに、じっくりと語りあいたいと思います。
どうぞふるってご参集ください。
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◎ ◎ ◎『谷川雁セレクション』刊行記念シンポジウム ◎ ◎ ◎
〈 谷川雁を読みなおす -- いま甦る原点/工作者の思想 〉
○日時:2009年6月6日(土曜日)
14:00~17:30 (入場無料)
○場所:青山学院大学(青山キャンパス)6号館・第4会議室
東京都渋谷区渋谷4-4-25
JR山手線、東急線、京王井の頭線ほか「渋谷」駅より徒歩10分
営団地下鉄「表参道」駅B1出口より徒歩3分
アクセス : http://www.aoyama.ac.jp/other/access/aoyama.html
キャンパスマップ : http://www.aoyama.ac.jp/other/map/aoyama.html
○登壇者
基調報告 : 鵜飼哲(一橋大学)
酒井隆史(大阪府立大学)
本書解説者:佐藤泉(青山学院大学)
仲里効(映像批評家)
本書編者 : 岩崎稔(東京外国語大学)
米谷匡史(東京外国語大学)
司会 : 戸邉秀明(東京経済大学)
○主催 : 日本経済評論社
科件費共同研究「グローバル化状況における
国民的/間国民的「想起の文化」の総合的研究」(代表:岩崎稔)
○後援 : 河出書房新社
○問い合わせ : 日本経済評論社 ?d 03-3230-1661
☆当日は日本経済評論社と河出書房新社による書籍特別販売あり。
☆リンクフリー、転送歓迎、みなさまに回してください!
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