幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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成長は突然 05月30日 ()
 水曜のラボでのこと。
「おい、今週、野球あるかなあ?」
「土曜日の午前中は休みじゃない?」
「じゃあ家に行くで、ピエール一緒にやろうよ」
「うん、じゃあ、金曜日のうちに宿題やっとかなあかんなあ」
なんていう会話をしながら、パーティを終えました。小3,4のおやんちゃな二人の男の子が成長の一節を見せてくれました。
 このグループは、なかなか今まで落ち着くことがなく・・・もちろん年齢的に落ち着いている年齢ではないのですが、とにかく元気な男の子が多いのです。「ここは道場じゃないよ。物語で遊ぶ所だよ」と何度言ったことでしょう。二人で頑張ってきた女の子たちも、とても強くなり、4月から遅い時間の大きい子たちのグループに移り、男の子4人になってしまいました。
 最初は少ない寂しさもあったようです。しかし、少ないということは、じっくり一人ひとりと向き合い、気持ちを受け止めることも出来ます。それはそれで、いいものです。とはいえ、小4の元気な子は「俺たち親戚チーム、おまえら兄弟チーム」と、年下の二人と線を引くこともありました。小3の子も、「おまえら小さいでなあ」と強気のことばが多いです。1番年下で4月に入ったばかりの年中さんは、それでもニコニコ活動に加わっています。強いなあ~、男ばかりの兄弟の末っ子ってこういう感じなのかなあ?彼に感心するとともに、二人ずつの壁が早くなくなるようにと思うばかりの毎週でした。
 ところが、先週から、上の二人がとてもリーダーシップを発揮し、それとともに、優しさがあふれ出しました。ピエールの役を決めたのですが、全員が「ピエールやりたい」「お母さんは嫌だ」と言います。話し合った結果、「まきの1ずつ役を決めよう。見た目はくちゃくちゃになるかもしれないけど、好きな役も、なり手のない役も全部みんなでやろう」となりました。さらに、今週はその役で動こうとなっていたのですが、ナレーターを決めていなくって、小3,4の二人がリードして、決めてくれました。そして、まきの1ずつ切って、ていねいに動いていきました。
 何度も「4人だよ。今回はソングやライムでもいいんだよ」と確認したのですが、「絶対お話しをする!!」「ピエールを4人で頑張る」と言ってくれたのを思い出しました。
 まきの2のシーンでは、こんなこともありました。ピエールの年中さんが逆立ち出来るように、小3の男の子が足を支えました。「大丈夫?大変じゃない?」「ずっと逆立ちで苦しくないか?」心配して声をかけます。ピエール役の子はニコニコしながら「ぼくしらない」を言っています。また、その横で、お父さん役の小2のラボっ子は、逆立ちのピエールに低い声で話しかけます。するとすぐ隣で小4のラボっ子が、ニコニコ見守ります。
 まきの2を終えた後、「すごいなあ。苦しくなかったか?がんばったねえ」とほめるTくん。「お父さんの表現すごくよかったよ」と声かけするHくん。そんな二人を見て、すごいなあ~、優しいなあ~と、あたたかい気持ちがいっぱいになりました。縦長というのは、心を優しくしてもらえるのですね。小さな子の成長は、仲間として絆が深まってくると、親心のように、本当にうれしく感じるのですね。
 そうやって最後までゆっくり動き、その後です。「まだ時間あるねえ。シェアタイムをしんとあかん」とTくん。「みんな座って」とHくん。すごいなあ。今日は、私、声をあまり出していないかも。「ねえ、ピエールの日本語の絵本持ってるんだけど、貸してほしい子いる?」と話すと、「貸して貸して!」「僕も借りたいなあ。じゃあ今週の土曜日に家に行くで一緒にやろ!!」・・・・・という流れから、冒頭の会話になったのです。
 早速、翌々日ラボママからメールを頂きました。お迎えのとき大雨だったのでバタバタし、この日の様子はお伝えしていなかったのです。おかあさんに自信満々の顔で「役が決まったから、どういう風に進めるか、ひーくんと考えるんやて、俺らが考えんと楽しくならんやろー」
と言ったのだそうです。きっとT君は、お母さんに自分のあふれ出る思いを伝えたかったのでしょうね。すごいね。こどもの話に耳を傾ける関係、そして、ラボの活動がたのしくなる家庭での環境づくり、積み重ねが大切なんだなあと思いました。
 スポーツも学校もゲームも、とにかく忙しいラボっ子たち。でも週に一度、こうやって物語に向き合い、色々な年齢の仲間と真剣に話をする、これって、すごく貴重な時間のような気がします。学校では同学年のこどもが、答えに導かれるごとく、挙手をして発言します。でもラボは自由です。好きなお話を選び、輪になり、言いたいことを言います。時には横を向いていたり、ごろんと寝転んでキラリとした発言をする子もいます。ナンセンスな物語、この年齢でこれ??というありえない物語について、あれやこれは、脱線しながらとにかく話して動いて、話して動きます。まっすぐでなく、くにゃくにゃしながら大回りで歩く楽しさがラボで、すごい貴重な環境なのだと今週のママラボ会を通しても感じました。
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