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Waltzing Matildaのプライド? |
05月30日 (土) |
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新しいスタートをきった2人を含めた中高生グループ5人はそれぞれの部活を終え集れる時間が遅くなったので新会場設定へ。 駅からおのおのパンをかじりながら6~7分歩けば到着。
先週の高大生合宿に参加し、エネルギー充填してきたNが”Waltzing Matilda"♪のフォークソングを皆に伝授。 テューターも含めれば男女3ペアができる! う~~ん、いいぞ。 みんなすぐ集中、動けるねえ、うわ~~~~っとはじけまくりテンデバラバラな小学生グループとは全然ちがうぞ!
まずはCDフォークソングの曲の前に必ず入る男の人と女の人のおしゃべり(プロローグというべき?)を皆で一緒に聞いて・・・
T「聞こえてきた言葉は?」
N「England]
H「Talk about・・・?」
S「う~~ん、長くてよくわかんね」
K「17~18th. century?]
♪ ♪ ♪
『だれかおいらとぶらつくもんはいねえかね。
~
どっこい風来坊 とびのきざまに 水の中へと身をなげた
『目ン玉黒いうちゃとてもつかまるもんじゃねえ』
そののち風来坊の幽霊 夜ともなれば 池のほとりでうたうよ
『だれかおいらとぶらつくもんはいねえかね』
♪ ♪ ♪
紙に書き出した歌詞を見て、
H「これってどういうこと? 目ン玉白くなったらどうなるの?」
N、T 笑、笑、笑・・・
「『目ン玉黒いうちゃ』ってのはまだ元気なうちは、ってこと!!」
T「この風来坊おもわずいただいちゃった羊のことが、地主のだんなに見つかった後、水の中へ身を投げなかったらどうなってたかなあ?」
S「また牢獄行き!」
H「殺された!」
N「そうだよ、プライドだよ! 高大生合宿でも出たよ、この話。
風来坊は自分のプライドを守るために、自分から死んだんだよ」
皆「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
罪を犯した(極軽い罪の貧しい人も含め)囚人が祖国イギリスを追われ
植民地オーストラリアに送り込まれた、仕事を探しながらも自由を愛し、さまよい歩いていた男・・・そのWaltzing Matildaのプライドが彼らにわかるとは思えない、けれどこのスタンダードなメロディとともに何かを感じ取ってくれればいい・・・
ラボッ子たちの食い入るような目からビンビン伝わってくるエネルギーを受け止めながら思った。
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