樋口了一/手紙 ~親愛なる子供たちへ~ 2009/05/26の日記 |
05月26日 (火) |
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昨日横浜に用があって出かけたので
帰りに新丸子に寄り、母と会いました
そのとき母の妹から届いたという新聞のコピーをみせてもらいました
それは樋口了一/手紙 ~親愛なる子供たちへ~の紹介記事でした
記事で知ったので、今日NHK20時からの歌謡番組を見て、はじめて聞きました
原詩は作者不詳、確かポルトガル語で書かれた詩だそうです
youtubeで視聴できます
http://www.youtube.com/watch?v=VIys43kR5S0
樋口了一/手紙 ~親愛なる子供たちへ~
手紙 親愛なる子供たちへ/歌詞(歌:樋口了一)
原作詞:不詳/訳詞:角 智織/補足詞:樋口了一
作曲:樋口了一/ストリングス・アレンジ:本田優一郎
年老いた私が ある日 今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私のことを理解して欲しい
私が服の上に食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても
あなたに色んなことを教えたように見守って欲しい
あなたと話をする時 同じ話を何度も何度も繰り返しても
その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい
あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本の暖かな結末は
いつも同じでも 私の心を平和にしてくれた
悲しい事ではないんだ 消え去っていくように見える 私の心へと
励ましのまなざしを向けて欲しい
楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい
あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて
いやがるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを
悲しい事ではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に
祝福の祈りを捧げて欲しい
いずれ歯も弱り 飲み込む事さえ出来なくなるかも知れない
足も衰えて立ち上がることすら出来なくなったら
あなたが か弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように
よろめく私に どうかあなたの手を握らせて欲しい
私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい
あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらいことだけど
私を理解して支えてくれる心だけ持って欲しい
きっとそれだけでそれだけで 私には勇気がわいてくるのです
あなたの人生の始まりに私がしっかり付き添ったように
私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい
あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい
私のこどもたちへ
愛するこどもたちへ
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Re:樋口了一/手紙 ~親愛なる子供たちへ~ 2009/05/26の日記(05月26日)
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古ギャルさん (2009年05月27日 01時08分)
お元気そうですね。
この歌を初めて知りました。
早速youtubeで聞いてみました。
重くて深い詩に涙がこみ上げてきました。
そばにいる両親の気持ちや生まれた頃の
息子たちと過ごした日々がめぐります。
ご紹介、ありがとうございました。
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Re:Re:樋口了一/手紙 ~親愛なる子供たちへ~ 2009/05/26の日記(05月26日)
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アスベルさん (2009年05月27日 08時26分)
古ギャルさん
>ご紹介、ありがとうございました。
昨年10月に発表され今話題の曲だそうですが
私もいままで全く知らなかったので・・・・
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Re:樋口了一/手紙 ~親愛なる子供たちへ~ 2009/05/26の日記(05月26日)
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ケイコちゃんさん (2009年05月27日 20時22分)
心が震え、こみあげてきて、涙しました。
確実にやって来るであろうその時が、「老い」が身近かに感じられる
年齢になりました。
日々、元気な老人でいたい、と願って気を張って生きてはいるのです
が・・・・・・・
いのちのかなしさと、やさしさを深く感じることが出来ました。
ありがとうございました。
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