幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
■■■ 運営事務局より ■■■
ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
「ラボ・パーティ」に関わる皆さんのコミュニティ・ネットワークです。
「ラボ・パーティ」については 公式サイト  をご覧ください。
ラボ公式HPTOP新着一覧趣味・ゲームランダム新規登録戻る 0492629
  
Home
Diary
Profile
BBS
Bookmarks
Schedule
メール
・メッセージを送る
・友達に教える
ページ一覧
・ 暮らしのエッセイ
 つくし摘み
 草取り
 寿限無
 半夏生
 ヨーロッパ雑感
 クロタラリーア・アレッサ
 こんなにおいしいの、フルーツポンチ
 リフォームの心_(1)
 ダムに沈んだ徳山村
・ ちゃこの絵画展
 港町ベルゲン
 鐘楼
 古都遠望ー(3)
 運河を行く
・ ラボ・ライブラリー(GT)
 山山もっこり
 うみがたずねてきた
 かいじゅうたちのいるところ
 ピノッキオ
 三本柱・柿山伏
 昔話・ききみみずきん
 ふしぎの国のアリス
 てぶくろ
 すてきなワフ家
 ドン・キホーテ
 ドゥリトル先生 海をゆく
 ピーター・パン
 わんぱく大将トム・ソーヤ
 ロミオとジュリエット
 大草原の小さな家
 ジュリアス・シーザー
・ ラボ・ライブラリー(SK)
 たろうのおでかけ
 ぐるんぱのようちえん
 へそもち
 はるかぜトプー
 ありときりぎりす
 しょうぼうじどうしゃ じぷた
 みにくいあひるのこ
 国生み
 スサノオ 霜月祭り
 オオクニヌシ
 わだつみのいろこのみや
 ウッレと冬の森
 きこえるきこえる
 巨人シュトンペ・ピルト
 太陽の東 月の西
 だるまちゃんとかみなりちゃん
 アリババと40人の盗賊
 かいだんこぞう
 たぬき
 長ぐつをはいたねこ
 てじなしとねこ
 ティム・ラビット
 耳なし芳一
 鏡の精
 鮫人のなみだ
 鮫どんとキジムナー
 スーホの白い馬
 わたしとあそんで
 いたずらきかんしゃちゅうちゅう
 プロメテウスの火
 空のかけらをいれてやいたパイ
 なやたけのがぐやひめ
 ガンピーサンのふなあそび
 かぶ
 太陽の子パエトン
 王さまの耳はロバの耳
 ペルセウス
 オデュッセウス
 三びきのやぎのがらがらどん
 ヒマラヤのふえ
 ポワンホワンけのくもたち
 ブレーメンの音楽隊
 おばあさんが話した日本の昔話
 みるなのはなざしき
 ふるやのもり
 ジャックと豆の木
 3びきのコブタ
 猫の王
 トム・ティット・トットと三人のおろかもの
 白雪姫
 ヘンゼルとグレーテル
 かえると金のまり
 おおかみと七ひきの小やぎ
 ホッレおばさん
 ひとうちななつ
 まほうの馬 シフカ・ブールカ
 わらじをひろったきつね
 エメリアンと太鼓
 不死身の九人きょうだい
 おどりトラ
 そらいろのたね
 うみのがくたい
 はだかの王様
 幸福な王子
 平知盛
 かにむかし
 瓜コ姫コとアマンジャク
 ゆきむすめ
 おかあさんのたんじょう日
 西遊記
 一寸法師
 安寿と厨子王
 おむすびころころ
 チピヤクカムイ
Welcome!
[一覧] << 前の日記 | 次の日記 >>
大地の恵みとその労働に感謝 05月21日 (木)
 
carrot
ラボっ子のお母さんとして出会ってから40年のお付き合いになるYさんのうちは、元は専業農家。私の家のすぐ近くにも、Yさんの畑があり、私がラボ・パーティを開講するとき、まだ家がまばらなこの地域に私は、張り紙をした。畑仕事に来たYさんは、それを見て、私のMSにきてくれて、Yさんの子ども二人が入会した。うちの第一期生だ。そんなお付き合い。
 今ではこのあたりの土地で農業だけをやっていくのは、大変だと言う。だから勿論息子たち若い夫婦は別の職業を持ち、日常の仕事として畑仕事をするのは老夫婦の仕事となる。
 
 Yさんからは、いつも新鮮な野菜が届く。つい最近は、かわいいにんじんが届いた。「これは、普通は、捨てるのよ。でもね、いためて食べれば、おいしいから」と。
 私は毎年もらうので、「あ、またこの時期になったのだ。うれしい。」と思う。間引きをされたにんじん。〔太さ1センチもないくらい〕この葉先は、やわらかくて、Yさんの言うようにごま油の風味を生かしていため煮にするのもいいし、私はさらに、パセリ代わりにサラダのトッピングにしたり、チジミ風にやいたり、遊び心で、かわいいにんじんをその姿のまま塩茹でして添えて楽しんだり・・・と、こんな栄養をたっぷりと楽しみながら取らせていただく。

さらにこれに続く楽しみは、きっとしばらくすると、少し大きくなったにんじんが(太さ2センチくらいか)間引かれて、届く。それから、「あ、こんなに大きくなったのね」と言える立派ないい姿のにんじんが届く。(これがスーパーに売っているにんじんの形)・・・それから、次には、最後のにんじん、大きくなりすぎたり、先が二股になったり、実りすぎて割れてしまったり、・・・Yさんは「いいところだけ食べてね、捨てていいよ」と言って、置いていく。私は、「ありがとう、ありがとう」と感謝、感謝で、いただいた野菜はすべて、新鮮なうちに調理して、冷蔵、冷凍を利用して、うまくいただくようにしている。一本のにんじんにも相当の労働がかかっている。にんじんの生育と、Yさんの仕事を感じながらの食卓は、温かいものがある。

 私は、「商品は持ってこないでね」と言うのだが、二股になった太った大根や、大小さまざまの泥のついたイチゴや、曲がったきゅうりなど、いろんな顔があったほうが楽しくて安心できる。本当はスーパーに並んでいる、綺麗な規格品のような野菜のほうが不自然なのだと思うけれど、それはそれで、そのような栽培方法と規模で、また現代の流通のあり方で、手に入るようになっているのだから、ありがたいことではあるが、自然、大地の恵み、そこにわれわれの生命が維持されるのだということは忘れてはならない。
>>感想を掲示板へ
<< 前の日記 | 次の日記 >>
Copyright(C)2002 Labo Teaching Information Center.All rights reserved.