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演劇ならあり得ないキャスティング |
05月19日 (火) |
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今回のテーマ活動のピノッキオ、いつものように自分のやりたい役をやる、ということでやってしまいましたが、見れば見るほど、不思議なキャスティングです。
本当はやんちゃで、元気はいいけど、人の言うことを聞かない男の子たちがピノッキオになったら自然にピノッキオの気持ちがわかるのになあ、と思ったのに、実際にピノッキオになったのは女の子たち、しかも真面目だけどなかなか元気な声が出せない小学校低学年の子たちが多いのです。そして悟りを開いているまぐろに幼児グループのほとんどの子たち、そしてピノッキオにお説教をするコオロギに、なんと腕白トリオがなってしまいました。
普段の自分の殻を破って、言えない台詞を言ったり行動できたりするのがテーマ活動の楽しさでもあるけれど、見ている立場からするとやっぱりちょっと違和感というか、その役の持ち味がでていません。
元気な男の子の何人かだけでもおだててピノッキオやってもらえばよかったかなあ?と少し後悔しています。
ピノッキオの役の小さい女の子たち、このこ言葉はどんな気持ちでいうのかなあ?と合同パーティでおんなじ役の子たちが集まって丁寧に話し合って、気持はわかっているけれど、表に気持ちがでてきません。どうしても表情も言葉も一本調子、真面目にやってはいるのだけれど、真面目なだけにピノッキオらしい元気さがない!発表会までにもっともっとピノッキオの気持ちで言葉が言えるようになってほしいものです。
でも頑張りやだけれど照れて本気に言えなかった小5のMはとてもよくなりました。ピノッキオのポジティブなきっぱりとした物言いが力強く言えるようになりました。
今日は幼児と小学生だけで音楽CDでやってみましたが、まだまだ言葉が入っていません。20周年ではグループだけでちゃんとやり遂げられたのに、また中高大生に頼る気持ちになっているようです。一人一人がしっかり自分の言葉として役をやりきってほしいと思います。
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