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キャラ弁ならぬ○○弁当 |
05月13日 (水) |
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世の中には、おもしろいことをする人がいるものです。
キャラ弁は、もはやあたりまえ?!
ヘビーなところでは、虐待弁当というのもありますね。
なにがギャクタイかといいますと、中学生の息子さんに、
あけるたびに恥ずかしくなるような、大注目を浴びそうな、そんな
弁当を毎日セッセと作り、持たせている(た)方がおられるのです。
私が中学生のとき、(軽くウ~ン十年まえ)クラスの女子に
元祖「ギャク弁」を持ってくる子がいました。
鮮明におぼえています。その子は、タッパーウェアの弁当箱のふたをめくり、 チラとのぞいてから、
「かんべんしてくれよ~」と叫ぶので、まわりもすぐ察するのです。 「えっ・また?」みんな覗き込みます。
ごはんのところに、白いごはん。おかずのところに、なにやらねっとりした 色彩のよくない黒いものが敷き詰めてありました。
そう、のりの佃煮ですね。
彼女は、のりの佃煮がどうやら嫌いなようでした。
あるときは、二日続けて同じ内容の弁当でした。
「また喧嘩?」
お母さんもひどいなあ・・・そうおもって見ていたわたし。
そのわたしも母となり、立場も変わるといろいろやることも変わるものです。
弁当箱は、通常22:00以降に出すと、自分で洗わねばならない。
それは、「あしたもおねがいします」のあいさつと同じだ、と常々言ってあります。^^:
洗わなければ、弁当は作りませんよ~。
この約束を過去何度も破り、洗わずに放置。
理由は、「コンビニで買うからいい」
でも、朝「カネクレ」と平気で言うのはだれです? プンプン
そこで作戦を立てた。
私の母業初の「○○弁当」。
おかずのところにも、白いゴハン。ゴハンのところにも、白いゴハン。 片方は間におかかをサンドイッチして、 ちょっとだけ愛情を残しておきました。 そして表面には海苔で細工。
ちょっと友達の前では開けられない、かな。
さてその弁当の行方は、・・・
土曜日の部活が急に中止だったのか、授業が終わって帰宅したらしい。 食卓にふたが開いたまま、途中で断念したらしい残骸がありました。
残念だなあ。
「今日が部活なくてよかった・・さすがにちょっと」
息子が言った。
こんどは表面だけ先に食うことにする。(またやるつもり?!)
おやおや、そうはさせませんよ。
「では次回をおたのしみに。」(母)
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