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May day |
05月01日 (金) |
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昨日の夜中、大雨が降ったので、今日は幾分涼しい。
今日はメーデーなので休日。当初の予定では、先にマイメンシン訪問を済ませ、メーデーの今日をクリグラムへの移動日に当てていたのだが、予定変更になったため空白の一日が生じることになってしまった・・・が、急遽、2004年に宮崎へ招聘した子ども達(当時4・5年生)宅訪問を思いついた。
2004年来日時の5人の子ども達
2人の男の子、ハニフ(上写真の左端)とヒロ(右から2番目)は9年生。学年で1番と2番を争っているという。本来なら小学校卒業後、職業訓練所で半年木工の訓練を受け、社会に出る予定だった子ども達である。もしTさん一家が教育支援を申し出てくださらなかったら、今頃は家具屋さんでベッドやテーブルを作っていたかもしれない。技術を身につけて社会へ出るのも人生かもしれない。しかし今のバングラデシュでは、家具職見習いの賃金は、朝から晩まで働いても一日50円ほどにしかならない。貧困からの脱却は難しく、貧困の連鎖は次世代へと続いて行く。ヒロとハニフの夢は教師と医師。かつては夢見ることすらできなかった「夢」が、教育支援によって、「可能性」という「希望」の光がさしてきたのである。
後方左から2番目がヒロ、その右隣がハニフ
アスマ(上写真中央)は結婚して1児の母になっていた。子どもを抱き我が子を見つめる眼差しは、もう立派な母親の顔をしている。
アイリーン(上写真左から2番目)も昨年結婚した。お相手は電気店を営む資産家だそうだ。結婚しても中学卒業まで勉学は続けさせてもらえるとのこと・・。
当時、一番明るく活発だったナズマ(上写真右)は、静かに永久の眠りについている。
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