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発表会、出るだけじゃなくて |
04月20日 (月) |
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一年経つのってほんとうに早いなあ。今年も春の多摩地区発表会直前の ラボっ子たちの実行委員会の日を迎えた。
マイパーティのラボっ子も二回目だから、要領をつかんでいるので
スタンツの練習にもすぐにとけこんでいた。
発表会とはいえ、自分の出番を待って出て行って出演して終わったら はいおしまい、ではないところが、ラボの発表会のいいところ。 ふつうにピアノの発表会などとくらべたら、時間も長い時間かかり、確かに大変だけれど、
こんなふうに事前にあつまって準備する日を設けていることもそうだし、 ラボの活動はひとつひとつに子供たちへの教育活動的な意味がこめられている。
みんなで発表会を盛り立て、お互いの発表を応援する、
また、互いの発表を見て学ぶところは学び、刺激を受け、「評価」というよりも頑張りをたたえあって、 その気持ちを共有できるようなあたたかさを大切にしている。
プログラム全体の把握、タイムキーパー的なことは私たち指導者側が行うが、
中の進行はみな子供たちに任せる。それも、毎年実行委員の顔ぶれが 自然に少しずつ入れ替わっていくので、順繰りにうまい具合に、 いろんな子に人の前に出るチャンスがやってくるから、それもいいことだと思う。 今までは、そのようなことは考えられなかった子供だとしても、子供って必ず変われる。
その変われる瞬間を「いまだ!」と察知して背中をタイミングよく押してやるのが、テューターの役目だと思う。
出演するラボっ子が、じぶんたちでつくる発表会。
どの年代のどの子にとっても、その発表の一日のなかで、
どんな小さなことでもいい、人目につかないことだっていい。
どこかで自分の役目をちゃんと果たし、達成感を味わえたなら、
その発表会は大成功だ。
子供たちの輝く姿を、ほんとうは裏方の隅々までお見せしたいような、 そんな気持ちでいっぱいだ。
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